
元欅坂46メンバーで女優の平手友梨奈が、「ANREALAGE(アンリアレイジ)2021年春夏パリコレクション」のオープニング映像にモデルとして参加することが発表され、ファンから歓喜の声が上がっている。
今回のパリコレクションは、新型コロナウイルスの影響により「ANREALAGE」を含む46ブランドがデジタル形式で発表。平手が登場するオープニング映像は、パリコレクション2日目となる29日の20時30分(日本時間)から配信される。
「平手がモデルを務めるオープニング映像は、映像作家で監督の田中裕介(CAVIAR)と鯨井智行(NION)が担当するほか、サウンドディレクションを山口一郎(サカナクション/NF)と青山翔太郎(NF)が、建築家の隈研吾氏がヘッドピースを担当。田中、鯨井、山口、青山、平手は、『ANREALAGE』の2019年春夏コレクションのコンセプトムービーを作った際のメンバーでもあり、チームワークも抜群です。
ちなみに山口といえば、以前平手に対して『お互い似ているところがあるよね』と声をかけたことがあり、パリコレと同日の29日に放送される『シュガー&シュガー サカナクションの音楽実験番組』(NHK Eテレ)では平手をゲストとして迎えて対談。共演後、平手は山口について『共感できる考えがたくさんありました』と明かしていました」(芸能ライター)
平手友梨奈とRADWIMPS野田洋次郎とのコラボを秋元康が熱望
平手は2015年から欅坂46のセンターとして活躍していたものの、今年1月にグループ脱退。欅坂46時代には、握手会で平手らが参加していたレーンで刃物を持った男性が発煙筒を焚くという事件が起きたり、2017年の『NHK紅白歌合戦』でパフォーマンス中に倒れて腕を打撲したりと、不運に見舞われたこともあったが、脱退後はMrs. GREEN APPLEの「WanteD! WanteD!」(Side Story ver.)のミュージックビデオに出演したほか、女優として『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 第二章』という2本の映画に出演し、いずれも2021年に公開を控えている。
「欅坂46在籍当時から、他のアイドルとは一線を画す独特な世界観が魅力の平手でしたが、脱退後は彼女のクリエイティブな才能をより発揮できる活動をしている印象です。9月8日にラジオ『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)でRADWIMPSの野田洋次郎と対談した際には、野田が『一緒にコラボレーションする作品とか書いたら面白そうですね』と持ちかけると、平手が『秋元(康)さんから(野田と)「一緒にやれたら」っていうのは言われてて』『(秋元が)「僕じゃなくて、仲の良い野田さんにもう全部いったん預ける。預けるから好きなように友梨奈を料理してもらって、どんなものが返ってくるか僕は楽しみだ」って言っていました』と、秋元康氏が野田と平手のコラボを熱望していることを明かして話題になりました」(同)
RAD野田やサカナクション山口といったアーティスト志向の強い面々と立て続けに共演していることから、「アーティストとの親和性が高い」「日本のエンタメの限界を教えてくれる存在になりそう」との声もある平手。今後もファンが驚くような試みを仕掛けてくれそうだ。
(文=編集部)