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朝ドラ『エール』天才作曲家を演じるRADWIMPS・野田洋次郎に視聴者から意外な反応も

文=安倍川モチ子/フリーライター
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NHK連続テレビ小説『エール』」より

 太平洋戦争が始まり、少しずつ戦争色を強めていった第16週のNHKの連続テレビ小説『エール』。衝撃のラストを迎えた9月28日(月)~10月2日(金)のストーリーを振り返ろう。

戦意高揚モードに戸惑いを隠せない裕一と音

 戦時歌謡やニュース歌謡の仕事に取り組む古山裕一(窪田正孝)は、世間の求めに応えようと、必死になって曲を世に送り続けていた。そんな多忙の中で、福島三羽ガラスの佐藤久志(山崎育三郎)に召集令状が届き、古山家で壮行会を開いたが、身体検査に引っかかって即日帰京。これをきっかけに久志は地元に戻り、慰問に回ることを決意した。

 一方の村野鉄男(中村蒼)も作詞業を一旦休み、昔の上司の頼みで新聞社を手伝うことにした。三人三様のさびしい決断となったが、再び福島三羽ガラスで活動しようと約束した。

 古山音(二階堂ふみ)は、姉の関内吟(松井玲奈)に諭されて婦人会に参加するが、女性版軍隊のような雰囲気になじめずにいた。そして、戦況が過酷になるにつれて音楽教室の生徒が辞めていき、ついには弘哉(山時聡真)ひとりに。弘哉もあまり教室に通えないことを知り、音は音楽教室を一旦あきらめることにした。

 打ち込めるものをなくした音は、弘哉の母のトキコ(徳永えり)からもらったカボチャをヒントに、家庭菜園をすることに。そんな中、音宛てに音楽挺身隊募集の便りが届いた。

―――

 ある日突然、豊橋で馬具づくりの修行をしているはずの田ノ上五郎(岡部大)がやって来た。岩城の試験に落ちてばかりで自信をなくして、逃げ出したのだった。その後を追って、関内梅(森七菜)も古山家へ。

 梅は五郎が自分と結婚したくないのだと思い込んでいたが、音夫婦を混じえた話し合いで誤解だったと発覚。毎回、緊張で試験に落ちるという悩みにも裕一がアドバイスを送り、五郎の家出問題は解決した。

 梅の上京を知り、吟も古山家を訪れ、久しぶりに再会した関内三姉妹。そこで、吟は夫の関内智彦(奥野瑛太)の出征が決まったことを報告した。梅は、キリスト教徒であることで実家が特高(特別高等警察)に目をつけられていると告白。文芸統制も厳しくなったと苦悩を告げた。すると、吟が「お国のためにならないことは裁かれても仕方ない」と批判。反論する梅との仲を収めようと音は努めるが、吟をさらに頑なにしてしまった。

 その夜、久しぶりに五郎と2人で語り合った裕一。「最近は戦意高揚の曲ばかり。本当に書きたいものが書けないのは、つらいのではないか」と問われたが、裕一は「期待に応えたいから、そんなにつらくはない」と答えた。

―――

 梅の後押しがあり、音楽挺身隊の試験を受けることにした音。試験会場では、音楽学校時代の友人の潔子(清水葉月)と再会して、喜んだのもつかの間。音楽挺身隊のあいさつで言われた「音楽は戦力増強の糧」という言葉に疑問を持つ。

 その日の出来事を裕一に話し、励ましを受けた音は慰問先へ。いざ歌ってみると、客席は大喜び。音楽の素晴らしさを再確認した。

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