
世間を驚かせた騒動から約10カ月。早くも復帰へ向けて動き出したのだろうか――。
1月、俳優の東出昌大と女優の唐田えりかの不倫が、幼い3人の子どもを抱える東出の妻で女優の杏の憔悴した様子とともに報じられ、日本中からバッシングを浴びた騒動が、まだ記憶に新しい。
騒動後、出演映画がたて続けに公開になったことも幸いしてか、ここ数カ月は『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(東宝)のPR活動などで地上波のテレビでも目に触れる機会が多い東出とは対照的に、唐田は出演予定だったドラマも放送中止になるなどして芸能活動休止の状態が続いている。
その唐田が現在、所属事務所フラームが用意した事務仕事をこなす日々を送っていると、5日付「NEWSポストセブン」が報じた。記事には、バッサリと髪を切りショートヘア姿となった唐田が通勤する様子を収めた写真も掲載されている。
「一部では事務所も唐田と連絡が取れない状況だという報道もありましたが、見放してはいませんでした。ただ、しでかしたことは許されることではないということで、社長も唐田に対しては厳しく接していて、“服とか人間関係とか、一回全部捨てたら?”とアドバイスしたところ、唐田が自発的に髪を40-50センチ近く切ってきたようです」(業界関係者)
そんな唐田サイドだが、東出に対しては強い怒りを感じているという。
「フラームの経営陣のみならずスタッフたちはみんな、いまだに東出がテレビや映画をはじめメディアに露出し続けていることに不快感を持っています。東出は唐田より10歳近く年上ということもあり、“東出にもてあそばれた”と憤りを感じてもおかしくはない。特に社長は、東出と唐田の境遇の差に怒りを覚えていて、一時は東出の所属事務所であるユマニテにクレームを入れることを検討したほど。ただ、あれだけの不祥事を起こしたにもかかわらず、それでも声がかかる東出については感心もしているようです」(業界関係者)
唐田に同情論も
気になるのは唐田の今後だが――。
「もちろん、やってしまったことは許されることではないでしょうが、東出との不倫に落ちたとき、唐田はまだ10代で、きっかけも東出からの積極的なアプローチでした。当時の唐田が冷静な判断をできたのかと言われれば難しい気もしますし、唐田は何度も東出との関係を断ち切ろうとしていたものの、東出からの誘いを断れずにズルズルと続いてしまったという面もある。これで唐田の女優生命が絶たれるというのは、ちょっと酷なのではないかということで、業界内には唐田に同情する向きも少なくないんです」(週刊誌記者)