このように、ケースに入れておくことで、戻さなければならないときに一気に片づけることができます。これがポイントなんですね!
バラバラと置かれていると、戻すのに時間がかかるし、しまってもゴチャゴチャになってしまいます。このケースに入れた収納にしてからは非常に戻すのが楽になりました。これなら小学生くらいのお子様くらいなら片づけられるのではないかと思います。また、ケースにさえ入れてしまえば、そのまま出ていても散らかってみえないのもいいと感じています。
ケースを収納するスペースの確保も重要です。ドライヤーは毎日出し入れするので、ケースのサイズよりも多少ゆとりを持ってスペースを確保できると望ましいです。洗面台の下に収納すると次の写真のようなイメージになります。
扉をあけて真ん中の位置にドライヤーの場所を用意しています。これぐらいのスペースがあれば、戻す時もスムーズです。
ちなみに、我が家では使用していませんが、生活感が気にならない方、来客が少ない方、ケースを収納するスペースがない家にお住いの方などには、壁に掛けるタイプのドライヤー収納グッズも販売されています。生活感をあまり出したくないからケースにしまうか、いつも手の届くところにかかっていてほしいから壁掛けにするか、どのように収納するかは、ご自身の好みによって選んでみてください。
どこに何があるのか、わかるようにラベルを貼る事も大切です。入っているのがドライヤーとわかっていても、ラベルを貼ることで不思議と元に戻す癖がつきます。家族が共通で使う場所には、ラベルをつけてルールを見えるかすることを強く推奨します。
みなさん、いかがでしたでしょうか? 毎日使うモノは取り出すのもしまうのも大変ですね。毎日使うからこそ、取り出しやすい位置に、取り出しやすいルールを決めて、モノを収めてあげてください。皆さんもドライヤーの収納を一度見直してみてくださいね。
(文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO)