ジェジュン、ジャニーズ勢抑えベストジーニスト受賞の快挙…誠実で地道な活動の賜物かの画像1
「J-JUN JAPAN OFFICIAL WEB SITE」より

 第37回ベストジーニスト2020の「一般選出部門」が12日に発表され、男性部門の第1位には韓国出身の歌手ジェジュン(31万4338票)、女性部門の第1位には女優の杏(10万1083票)が選ばれた。

 ベストジーニスト「AWARD」は、「ジーンズの良さを多くの人たちに知ってもらおう」との趣旨で、日本ジーンズ協議会が主催している。通常は、「一般選出部門」「協議会選出部門」「次世代部門」の3部門で選出・表彰を行うが、今年はコロナ禍の状況に鑑み、発表会を中止し、一般選出部門のみを公式サイト上で発表した。

「同賞は、表向きは“もっともジーンズが似合う有名人”という冠が付きますが、実際には単なる人気投票の感が拭えません。しかも、特に一般選出部門の男性は、1994年の木村拓哉以降、ほぼジャニーズタレントで占められてきました。そのため毎回、ジャニーズファンだけが楽しむお祭りの様相を呈していたのは、否めません。

 今回は1位こそジェジュンでしたが、ベスト10の顔ぶれを見ると7人がジャニーズタレントで、ほかにもジャニーズを脱退したタレントが1人という状況です。しかも、2位の中村海人、3位の高橋恭平など、まだメジャーデビューしておらずジャニーズファン以外にはあまり知られていないメンバーがランクインしているところを見ると、やはり“組織票”が動いていたといえるでしょう」(芸能記者)

 ベストジーニストの結果が発表されると、「海ちゃん&海ちゃん担(編注:中村海人ファンのこと)、おめでとう!」「恭平、中間発表のときより順位落としてごめん」「こーちくん、ランキング入りおめでとう!来年はもっと上位に入れるように頑張るね」など、ツイッター上には、ジャニーズファンの喜びの声や組織票を匂わすコメントがあふれた。

 そんななかでジェジュンが1位となったのは、快挙といえる。2005年の氷川きよし以来の“ジャニーズ以外のタレント”だ。しかも得票数が31万4338票と、2位・中村の8万7473票と大きく引き離している。昨年1位の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が12万6853票だったことと比べても、ジェジュンの得票数の多さは際立っている。ジェジュンは2011、2012、2019年と3度も2位に入っているが、1位は初。

 圧倒的ともいえる得票数だが、ジェジュンは実際にそれほど人気があるのだろうか。

「ジェジュンは、男性人気は高くありませんが、女性からの支持が高いのは確かです。K-POPブームに乗って、東方神起というグループのメンバーとして日本でデビューしましたが、事務所と契約問題をめぐって対立し、ジュンス、ユチョンと共にJYJというユニットで独立しました。しかしユチョンが脱退したこともあって近年はソロでの活動が中心ですが、日本では大手芸能事務所のケイダッシュがバックアップしていて、その後押しが大きいですね。

 ジェジュンはこれまでに、飲酒運転で免許停止処分を受けたり、過激なストーカー行為を行うファンに暴言・暴行したと報じられるなど、たびたびトラブルを起こしてきました。今年も4月1日にエイプリルフールのネタとして『新型コロナウイルスに感染した』とツイートしたことが大きな波紋を呼び、一時活動休止するに至りました。それでも、復帰してテレビなどにも頻繁に出演できるのは、ケイダッシュの影響なくしてはありえません。

 トラブルメーカーのイメージがある一方で、ジェジュンは2011年の東日本大震災をはじめ、豪雨災害など日本で大きな災厄があると、チャリティーイベントを行ったり、多額の寄付金を寄付するほか、自ら現地に赴いてボランティア活動を行っています。一部には『偽善だ』などと批判する向きもありますが、日本のファンの心を確実につかむ活動を着実に積み重ねてきた側面もあります」(テレビ局関係者)

 ジェジュンのベストジーニスト受賞に関して、異様なまでの得票数の多さに、不正な投票行動があったのはないかと勘繰る向きもあるが、ジェジュンが数々のトラブルを乗り越えて地道にファンを獲得してきたのは間違いないようだ。

(文=編集部)