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新庄剛志、帰国後7000万円荒稼ぎの懐事情…過去に巨額の全資産「消失」事件

文=藤原三星
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 元プロ野球選手の新庄剛志が日本のメディアを席巻中だ。48歳とは思えないほど仕上がった体で雑誌「GOETHE(ゲーテ)」(幻冬舎)の表紙を飾ったかと思えば、『ダウンタウンなう』や『逃走中』(共にフジテレビ系)など人気バラエティ番組にも立て続けに出演。その自由奔放な言動には「新庄が帰ってきた!」「やっぱり新庄は面白い!」と称賛の声が上がる一方で、制作現場からはなかなか辛辣な声も上がっている。

 お笑い番組に詳しいある放送作家は次のように語る。

「やはりスター性があるし、発言も面白いのでオファーが殺到するのも不思議ではないですが、実際は新庄さんサイドから売り込みがあって出演が決まったのがほとんど。ところが、ギャラがとにかく高いんです。『ダウンタウンなう』出演時に自身で明かしていましたが、ある番組で提示されたギャラが70万円だったため、『おれの話題は70万じゃねぇぞ。500万くれ』と新庄さんが交渉。結果、450万円で着地したそうです。こんなの、ハリウッドスター級の破格の待遇ですよ。

 今回、11月に予定されているプロ野球のトライアウトを受けるためにバリ島から帰国したわけですが、帰国後に『日本で受けた約10本の仕事ですでに7000万円を稼いだ』とも明かしていました。僕の知ってる限り1回のゲスト出演で500万円以上を出せるテレビ局など今はまずないので、これはテレビだけでなく広告の仕事も入っているとは思われますが……それにしてもすごい荒稼ぎですよね。

 ただまあ、彼にまつわるトピックスといえば『もう一度プロ野球選手になる』『すごい整形をしている』の2本柱のみ。なので、ここまで集中的にメディア露出していたら、飽きられる潮時も早いのでは。トライアウトに合格したらまた潮目も変わるとは思いますが、“野球界に復帰したい元スター”としての鮮度は、もうないでしょうね」

22億円の金銭トラブルのあとも浪費癖は治らず、150万円かけて新たに整形

 もうひとつ気になるのが、新庄の独特な金銭感覚とその散財ぶりだ。『ダウンタウンなう』でも「資産を確認したことがない。2年前に銀行の残高を確認したら780円しかなかった」との仰天エピソードを披露していたが……。

「プロ野球選手時代に相当稼いでいたことは明らかですが、実際は資産管理を任せていた知人に騙され、ほぼ全額持っていかれたことを2017年に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で告白して話題になったことも。一説にはその被害額は22億円ともいわれていますが、おそらくそれも事実なのでしょう。しかし、そういった経験を経たあとでもその散財ぶりは変わらず、今も、財布に77万円を入れてはすぐに使ってしまう、お金がなくなったらスタッフが持ってきてくれる……というシステムらしいです。今回の帰国でも、ドン・キホーテで爆買いする姿を密着取材されていましたが、昔ほど散財できる余裕がないとやっと気づいたようで、集中的にメディアに出て働こうという気になったのでしょうね。

 とはいえ、先月150万円かけてまた新たに整形したそうですし、帰国直後に自主隔離されていた家の家賃は35万、そして隔離終了直後に風俗嬢を呼んでいたことも『ダウンタウンなう』で語っており、金銭感覚は根本的なところでは何も変わってはいないようですね」(前出の放送作家)

トライアウト合格は球団にとってリスクでしかなく「絶対に無理」

 気になるのはトライアウト合格の可能性だ。14年ものブランクをものともせず、本当に球界復帰を果たすことができるのか?

 あるスポーツライターはこう語る。

「おそらく、というか間違いなく無理でしょうね。テレビ越しに見た体格やスイングスピードは大したものでしたが、とはいえ彼も48歳。さすがに現役選手に交じって試合に出るのは無理でしょう。確かに新庄さんは天才ではあると思いますが、年齢には勝てないでしょう。

 また球団のほうも、今彼を雇ったとしても話題作りとしか思われないでしょうから躊躇するのは必至。他球団からバカにされるのは目に見えてますから、どこも手を出しづらいでしょうね。

 そもそも、整形や自由奔放な発言等々、球界に収まりきる人物ではない。仮にコーチなど指導者側で雇ったとしても、即トラブルになり猛バッシングを受けるのは目に見えてます。コロナでいろんな制限が課され、ただでさえ疲弊しきっている今のプロ野球界に、新庄さんの復帰を面白がれる余裕はとてもないと思いますね」

 驚異の身体能力とスター性でさまざまな前例を覆してきた新庄剛志。果たして、球界復帰を決めてさらなる新庄劇場を繰り広げることはできるのか? 固唾をのんで見守りたい。

藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。

Twitter:@samsungfujiwara

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