
「どうも良くない方向へ向かっているような気がしてなりません」(芸能事務所関係者)
今月1日に一般の会社員・Aさんと結婚することを発表し、世間を驚かせた人気女優の石原さとみ。創価高校の出身者として知られている石原だが、同校OBの創価学会員はいう。
「結婚発表直後から、学会員の間では“お相手は大手外資系企業の社員らしい”という噂が広まっていました。その後、本当に外資系金融会社社員だとわかり、学会員ネットワークの情報収集能力の高さと拡散力に、我ながら少し驚いています」
まさに幸せ絶頂のなかにいると思われる石原だが、ここへきて不穏な動きが出ているという声が、業界内では広まっているという。15日付「デイリー新潮」は、石原が今年5月に個人事務所を設立したと報じたが、芸能事務所関係者はいう。
「タイミング的にみても、“お金のプロ”であるAさんが石原の節税や資産管理目的の個人事務所設立に関与していないはずはなく、Aさんの入れ知恵だと考えるのが自然でしょう。確かに大御所タレントのなかには、大手事務所に所属する一方で自身の個人事務所を持っている人もいることはいますが、いくら売れっ子とはいえ、30代前半の女優ではかなり珍しい。
石原が所属するホリプロと個人事務所が今後、どういう契約関係になるのかは、わかりませんが、これまでホリプロと石原個人のマネジメント契約だったものが、ホリプロと個人事務所間での契約に切り替わる可能性もある。そうなると、これまで石原も知らなかった出演料の具体的金額や、そのうちのホリプロの取り分などがガラス張りにされるかもしれない。ホリプロとしては何かとやりずらくなるので、できれば避けたかったというのが本音でしょう。
ただ、過去の例をみても、タレントの配偶者などの家族がいろいろと仕事や契約の面で頭を突っ込むと、あまり良いことにはならないケースも多い。芸能界には芸能界の常識や慣習、ルールというものがあるので、素人が口を挟むとロクなことにならないんですよ。その意味でも、今回の“石原夫婦”の動きには危なっかしさを覚えます」
そして、ホリプロと石原の関係にも変化が生じつつあると、業界関係者はいう。
「石原は2年前の連ドラ『高嶺の花』(日本テレビ系)から今年放送の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)まで、3本続けて主演ドラマが視聴率的にも評判的にも苦しい結果に終わり、一部ネット上では“女優限界説”まで囁かれる災難に見舞われてしまいました。
そうした状況も、石原を結婚へ後押ししたのではないかという見方もありますが、今回の結婚にあたり石原は、事務所に対しては“相談”というよりも半ば“事後報告”というかたちで伝え、事務所サイドが口を挟む余地は一切なかったという話が漏れ伝わっています。石原としては反対されることを想定しての行動だったのでしょうが、長くお世話になってきた事務所に、その姿勢はどうなのか……。個人事務所の件も重なり、石原とホリプロの間には“しこり”が残る結果になったことは間違いないでしょう」