
12月にメジャーデビューを果たす9人組ガールズグループ・NiziUが、11月発売の人気女性ファッション雑誌「NYLON JAPAN」(カエルム)、「ViVi」(講談社)、「CanCam」(小学館)の表紙を飾ることがわかった。
6月に配信されたプレデビューミニアルバム『Make you happy』はオリコン週間デジタルランキングで女性アーティスト初の3部門同時1位を達成するなど、正式デビュー前から話題となっており、今後は韓国と日本はもちろん世界を股に掛けた活躍が期待されている。
そんななか、正式デビューを約1カ月後に控えた今月23日、グループのエース的存在であるMIIHI(ミイヒ)が体調不良で休養することが発表された。
「日本での活動前に新型コロナウイルスの影響で2週間の自宅待機期間があったのですが、その期間に不安が積もってしまったようなんです。日本ではあまり報じられていませんが、韓国のNiziUの所属事務所であるJYP Entertainment前では、先輩グループに関するデモが行われていたり、インターネット上に誹謗中傷が書き込まれたりして、恐怖を感じるメンバーもいる模様。
すでにお互いを家族のような存在と語るメンバーもいますが、ミイヒはまだ16歳で、家族と離れて韓国で合宿生活を送るなかで大きなストレスを感じていたのかもしれません。事務所の社長からもお墨付きを得て期待されていますが、このタイミングでの休養ということでファンの間にも心配の声が広がっています」(出版関係者)
また、韓国芸能界に詳しい出版関係者もいう。
「韓国での所属事務所へのデモやネット上での心ない書き込みに加え、アイドルの宿舎や自宅などプライベートな情報を公開するサイトでNiziUメンバーも標的になったりしたことで、ミイヒ以外のメンバーもかなりナーバスになっているという情報が伝わってきています。そうした状況のなかでレッスンのストレスやプレッシャーも重なり、ミイヒは休養を余儀なくされたと聞きます」
さらに、日本の現場でも何かと落ち着かない状況が続いているようだ。
「実は出演が公表されている雑誌のほかにも、いくつか他のメディアの撮影が予定されていたのですが、それらのスケジュールが直前になってキャンセルになる事態が発生したんです。すでにスタイリストやヘアメイクなど多くのスタッフが手配済であったため混乱が生じましたが、ミイヒの体調不良が原因だったのかはわかりません。韓国側のスタッフと日本側のスタッフの間でも、思い描くグループのヴィジュアルやコンセプトにズレがあるようです。
JYPはとくにデビューしたてのグループにはチープな格好をさせるという印象がありますが、韓国内でもJYPのグループの衣装はダサいという評価が定着しています。先輩のTWICEは2年前くらいからやっと衣装にお金をかけてもらえるようになりましたが、それまではフリフリのスカートにパーカーなど、まさに今のNiziUを見ているようでした。韓国のファンを増やすとなると最初はヴィジュアルで圧倒させたいところですが、プレデビューの写真を見るとちょっと心配ですね」(ファッション誌関係者)
さまざまな困難を乗り越え、NiziUには世界へ羽ばたくグループになってほしいものだ。
(文=編集部)