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プレミア中古車はヤフオクで落札すべし!ネイキッドからツイン、そしてトヨタの近未来車も

文=萩原文博/自動車ライター
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伝説のスバル360の再来
R1(スバル、2005〜2010年)

 スバルというと今や「ぶつからないクルマ」のアイサイトが有名で、現在は普通車しか生産していない。しかしかつてはスバル360をはじめ、軽自動車も普通に生産していた。かつてスバルの軽自動車は、サスペンションに四輪独立懸架を採用など、ほかの軽自動車とは一線を画した走行性能を実現していたのだ。現在でも、走行性能にこだわるユーザーはスバルが生産していた軽自動車を中古で買い求めるほどだという。

 そんなスバルが生産した“軽自動車遺産”のひとつが、今回紹介するR1。今は「R1」というとヨーグルトかもしれないが、このR1が2005年に登場した時には、「伝説のスバル360の再来」などともてはやされ、「NEWてんとう虫」などと騒がれた。先に紹介したツインほどではないが、全長3285mmとコンパクトなボディで、ドアは2枚。乗車定員は4名となってはいるものの、リアシートは荷物置き場と割り切ったほうがよさそうな広さだ。

 2003年の東京されたモーターショーでは電気モーターのコンセプトカーが展示されたり、その翌年には介護車両が出展されたりと、将来的にはシティコミューターとして活躍する未来像が描かれていたR1。しかし、残念ながら2010年に販売終了となり、かつて描かれた“輝かしい未来”は実現しなかった。

 しかし、スバルクオリティと称された四輪独立サスペションなどによってもたらされた走行性能は、軽自動車の域を軽く超えていたのは事実。10月20日現在、ヤフオク!にR1は22台が出品されており、価格は1万円~90万円と幅広い。20万円くらいで購入し、サラッと乗り回すのがシブイかも。

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スバルのR1。2005年に登場したときは「伝説のスバル360の再来」などともてはやされたが、2010年には販売終了となった。

世界初のセダン型の燃料電池車がこの価格で
ミライ(トヨタ、2014年〜)

 そして最後に紹介するのが、トヨタ・ミライ。この12月に初のフルモデルチェンジを行うこの近未来車に、「安く買えるお買い得中古車」のイメージは微塵もないかもしれないが……。

 2014年に登場したミライは、量産車としては世界初のセダン型の燃料電池車。水素を燃料として使用し、化学反応によって発生させた電気エネルギーによってモーターを駆動させるという最先端のクルマだ。しかも、これまで紹介したクルマとは異なり、先進の運転支援システムが装備されている。ゆえにデビュー当時の販売価格は723万6000円だった。ところが10月20日現在、ミライの中古車はヤフオク!に7台が出品されており、その価格はなんと148万~295万円。軽自動車の新車と同程度の価格で、最新のFCHVが手に入るのだ! 現状、燃料となる水素のステーションがまだあまり整備されていないので注意したいところだが……。

 「これ水素で走るんだぜ」と胸を張れる未来のクルマ、ミライが150万円で入手できるのは、まさにオークションならではの醍醐味といえよう。

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トヨタのミライ。量産車としては世界初のセダン型の燃料電池車。2014年に発売され、この12月に初のフルモデルチェンジを行う。


 安く買えるとはいえ、数十万円規模の出費を伴う高い買い物であることは確か。ゆえにオークションでは、気になる部分は事前に問い合わせるなどして、疑問はしっかりと解消しておきたい。そうした点に留意しつつ、良質なクルマを安くゲットしていただきたい。

(文=萩原文博/自動車ライター)

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