チャンネル登録者数436万人を数えるユーチューバーコンビ「水溜りボンド」の人気が著しく低下している。

「水溜りボンドは、トミーとカンタの2人が青山学院大学のお笑いサークルで出会って結成した漫才コンビです。その後、YouTubeに軸足を置き、2015年1月1日からは毎日、動画投稿を行っていますが、それから丸6年を迎える今年12月31日をもって毎日投稿を辞めると宣言しています。今やサブチャンネルや個人チャンネルがあるほか、今年4月からはラジオ番組『オールナイトニッポン0(ZERO)』、テレビ神奈川『水溜りボンドの〇〇行くってよ』といったレギュラー番組を持つなど、多忙を極めています」(芸能記者)

 そんなノリにノッているように見える水溜りボンドが、なぜ人気が落ちてきているのだろうか。

「ひとつには、忙しすぎて動画の質が落ちてきていることがあります。おそらく、そのことは本人たちも認識しており、だからこそ毎日投稿を辞めるのだと思います。実際、YouTubeチャンネル開設当初からのファンからも、『最近の動画は面白くない』とストレートに批判されています」(同)

 そんななか、水溜りボンドがパーソナリティを務める『オールナイトニッポン0』が、来年1月10日に東京国際フォーラムでイベントを行うと発表。その前売り券が発売されたが、8500円(税込み)と高額なこともあってか、思ったほど売れ行きがよくないようだ。

 水溜りボンドは10月30日、『素直に思っていることをお話させてください。』とのタイトルで動画を公開し、イベントのチケットが思ったより売れていない状況を「残念」「悔しい」と、率直な気持ちを吐露。そのうえで、チケットが売れない原因について、「新しく始まった媒体で、まだリスナーや仕事の関係者と信頼関係を築けていないこと」にあるのではないかと分析。

 だが、視聴者はこの意見に反発。

「まったくずれている。仕事の幅を広げすぎて、YouTubeをおろそかにしているからファンが離れていることに気づいていない」

「ラジオのイベントがあると言われても、応援したい気持ちにならない」

「信頼関係が築けていないのではなく、単に面白くなくなったことが原因」

「むしろYouTubeで長年築いてきたファンとの信頼関係を壊している」

 このように辛辣な意見が続出しているのだ。

「そもそも水溜りボンドは、漫才コンビとしてスタートした割りに、しゃべりは達者なほうではありません。実験など、さまざまなことに体を張ってチャレンジする姿が面白さを生んでいました。それでいて、ほのぼのした空気感で、“YouTube界のNHK”と評されるほど、誰が観ても安心できる動画で幅広いファン層を獲得してきました。それが、最近は動画の内容が面白くなく、タイトルやサムネイル画像で興味を引こうとしているので、ファンが離れているのです」(同)

 実際、『オールナイトニッポン0』もリスナーの反応は芳しくない。10月から始まった初の冠番組『水溜りボンドの〇〇行くってよ』も、視聴者からは「つまらない」と酷評されている。

 かつては「東海オンエア」「フィッシャーズ」と争うほど人気があり、動画再生回数も200万回を超えることも珍しくなかった水溜りボンドだが、最近は数十万回にとどまることが多い。登録者数が近い「ヒカル」や「SUSHI RAMEN Riku(すしらーめんりく)」「JunsKitchen」「きまぐれクック」が、100万回を下回る動画がほとんどないことと比べると、寂しい数字だ。

 動画のサムネイルやタイトルが誇張しすぎていて、「サムネ詐欺」などと批判されるようになり視聴者離れが加速したが、それも動画の企画に労力や時間を割けなくなったことが要因ではないだろうか。

 かつては毎日動画を見ていたというファンからも、「最近は水溜りボンドらしさがなくなった」「水溜りボンドのほのぼのした空気感が好きだったのに、それがなくなったから見なくなった」との声が多く上がっている。

 視聴者からは、単なる誹謗中傷ではなく、水溜りボンドが好きだからこそ、今の状況を歯がゆい思いで見ていることが伝わるコメントが続々と寄せられている。どれも水溜りボンドの2人を思うからこその苦言だ。トミーとカンタは、この苦言に真摯に耳を傾け、離れて行ったファンを取り戻すことができるだろうか。

(文=編集部)

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