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得られるものは収入だけじゃない。自分に合った副業の選び方とは

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※画像:『女子の副業』(青春出版社刊)

 「働き方改革」「人生100年時代」「ウィズコロナ」と言われるようになり、働き方も時代とともに変化している。インターネットがあればできる仕事や副業を後押しする企業も増えたことから、個人で勝負しやすくなり、副業を始めやすい時代になったのだ。

 そこで『女子の副業』(滝岡幸子著、青春出版社刊)では、女性に向けて「女子の副業」に向く仕事や副業の基本ノウハウ、楽しく続けるコツなどを中小企業診断士・経営コンサルタントの滝岡幸子氏が紹介している。

 女性は仕事だけに没頭するわけにいかず、家事、育児、介護など複数の役割をこなす生活を送ることも多い。ただし、滝岡氏も育児が始まってから「スキマ時間」を意識的に活用することで、副業がしやすくなったという。

 また、副業の第一目的がお金という人も多い一方、仕事、創作、表現活動が好きな人にとって「誰かの役に立つことを有償でする」ことは、生きがいにもなる。週1回や月1回のペースでも、副業を続けることで、夢の実現に向かっていること、思い描いた夢を叶えるための道づくりになるだろう。

 副業してみたいと思うものの、どんな仕事を選び、どのように働くのがいいか迷ってしまう場合もある。そこで本書では、副業の典型的な3つパターンを挙げている。

1.本業と同じ仕事で副業を行う「本業の延長」型

 これは、本業のスキルをそのまま活かす副業だ。たとえば、美容院勤務の美容師が、休みの日に高齢者や子どもがいる家庭に行き、髪を切ってあげるなど。

2.本業に近い分野でスキルを活用する「本業とシナジー」型

 本業の知識を活かしつつ、それに近い分野の副業をして、その知識を深めていくケースだ。本業でWEBデザイナーやライターなどのWEB関係の仕事をしている人が、インターネット上でショップを開くといったことがあげられる。

3.本業とは異なる業種で副業を行う「本業とは別の顔」型

 本業とは全然違う仕事を副業に選ぶケース。平日は企業の総務部に勤務している人が週末には、占い師として活動している。本業は会社員だが、農園を持っていて朝や週末は農業をするなど。

 自分はどのパターンが合うのかをまずは考える。また、もう一つ大切なことは、より自分に合った副業を選ぶためには、自分自身の性質や副業の目的を再確認することだ。

 収入を増やしたいのか、好きなことや特技を外に向かって表現したいのか。副業は、収入だけでなく、やりがい、自信、共通の趣味を持つ人とのつながりなど、得るものが多い。今の生活に何をプラスしたいのか、何を優先させたいのかを考えてみると、何を副業にするべきなのか見えてくるはずだ。

 ライフスタイルや本業の仕事などを考え、自分に合う副業を見つけるサポートをしてくれる本書。「好きなこと」や「楽しいこと」をお金に換えてみてはどうだろう。収入面、やりがいや生きがいも充実したものになるだろう。

(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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