
今年の年末をもって活動休止に入る人気アイドルグループ・嵐。グループとしては事実上の“ラストライブ”になるとみられる「嵐フェス2020 at 国立競技場」が、昨日3日にインターネット配信された。視聴者数は500万人にもおよんだという報道も出ており、Twitter上にはファンたちの歓喜の声が溢れている。
「活動休止後も嵐のファンクラブは存続しますが、今後も嵐フェスのCD、DVDやグッズの販売などでできるだけ収益を上げていきたいジャニーズ事務所としては、各種情報を提供してファンをつなぎとめる場が必要だというわけです。ただ、来年以降、リーダーの大野智は無期限の芸能活動休止に入り、昨年の二宮和也の電撃婚の影響もあり、世間が考える以上にメンバーたちの心もバラバラ。グループの復活はないという見方がもっぱらです」(芸能事務所関係者)
嵐の活動休止は大野の意向が発端となったというのは、昨年1月の会見でも大野自らが明らかにしているが、4日付け「文春オンライン」は、大野がある一般女性との結婚を強く望んでいたことが活動休止の大きな要因だったと報じている。さらには大野がその女性と海ではしゃぎキスする写真なども掲載されているが――。
「大野は5年前、女性との熱愛が報じられ、事務所から言われるがまま報道翌日のコンサート開演前に“謝罪会見”をやらされ、屈辱を味わうことになった。この一件で心が折れたことで、大野が芸能活動を続けるモティベーションを保てなくなったことが、活動休止の直接的な理由だとみられていました。しかし、もし “大野の結婚願望”が一番の理由だったのだとすれば、ファンたちの受け止め方は大きく違ってくるのではないでしょうか。
“グループとして活動を継続してほしいけれど、そこまで大野が精神的に追い詰められていたのなら仕方ない”と自分を納得させていた多くの嵐ファンが、今回の『文春』の写真や記事をみて、どう思うのか。“裏切られた”と感じるファンが出てきても、おかしくはないと思いますよ」(週刊誌記者)
もっとも、グループの継続を望んでいたとされる嵐の他のメンバーたちは、複雑な心境ではないかと別の週刊誌記者はいう。
「櫻井翔は今年1月に熱愛が報じられた一般女性との交際が現在も続いており、相葉雅紀も都内の高級マンションで一般女性と同棲中。さらに松本潤も一時は破局説が流れた女優の井上真央との交際が続いており、結婚の意思を持っているという情報もある。3人ともグループの継続を強く望んでいたことは確かですが、活動休止によって結果として結婚へのハードルがぐっと下がったというのは事実でしょう。そのため、昨年電撃婚を果たした二宮に続いて、“嵐という楔”から解放されたメンバーたちの結婚ラッシュが続くとみられているわけです」
リーダーである大野の決断が、他のメンバーたちの“幸せ”につながる結末となるのだろうか。
(文=編集部)