
ジャニーズタレントの山下智久と未成年ながらも飲酒し、ホテルで密会していたとの疑惑が8月に「週刊文春」(文藝春秋)でスクープされた女子高生モデルのA子さん。彼女が、10月31日付けで所属事務所から契約解除されていたと「東スポ」が報じた。
記事によれば、契約解除の理由は所属事務所との信頼関係が崩れたことであり、実質的なクビだといい、所属事務所の公式サイトからはすでにプロフィールが削除されている。
10月中旬には、弁護士を通じてA子さんの親族名義で山下に書面が届き、A子さんが山下から年齢を確認された際に成人していると偽ったことを謝罪する内容がつづられていたと「日刊スポーツ」が報じていた。正式に謝罪をしたことでA子さんが芸能活動を再開するのではと見る向きもあったが、結果的には契約解除という形になってしまったようだ。
山下智久を刑事事案で引っぱるのはほぼ不可能、となれば山下への処分は“妥当”
今回の報道についてネットでは「未成年で飲酒してたんだから当然の結果」「遅すぎるくらい」との反応が出ている一方、「彼女だけ契約解除っておかしくない?」「未成年者に責任を押し付けて恥ずかしくないのかな?」と山下側の責任を問う声も根強い。
「ネットでは、2018年に女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されジャニーズ事務所との契約が解除となった元TOKIOの山口達也や、2017年に未成年女性との飲酒や淫行疑惑が報じられて無期限の活動休止となった小出恵介の例を挙げ、それらの事例の比べ『山Pへの処分は甘すぎる』との声もあります。
しかし実際のところ、明らかに売買春であるとか、相手方の未成年女性が無理やり性交されたとして告発しているとか、あるいは相手方の未成年女性の意に反して性交したことの客観的証拠がある……などといった条件にでも当てはまらない限り、刑法違反や青少年育成条例違反の刑事事案として警察が山下を立件することはまずあり得ない。A子さんは山下に性的被害を受けたと告発しているわけでもなく、ゆえに山下も性的関係を持ったことは認めていない。となれば、少なくとも現状では山下の非は『相手が未成年と知らずに酒席をともにしてしまった』という点のみ。そういう意味では、活動自粛という処分は妥当だといえるでしょう」(全国紙社会部記者)