「伊藤が出演する『ZIP!』（日テレ系）の撮影現場をたまたま見たタレントさんが、伊藤の様子を見て『大丈夫なの？』と尋ねたことがあるんです。伊藤は映画とドラマの撮影が立て込んでかなり疲れていた時期だったのですが、普段の伊藤を知らないそのタレントは、伊藤の大きな態度に驚いたとか。

　忙しいタレントが自分の出番直前まで寝ているなんてことは、よくありますが、現場で所属事務所スタッフと口論する様子が目撃されることもあり、今回の事件を受けて“まさかこんなことになるとは”と驚いている関係者は多いと思いますよ」（日テレ関係者）

　そんな伊藤を必死で庇う事務所の姿勢について、業界関係者はいう。

「運よく売れっ子である伊藤を獲得したまでは良かったものの、今後の展開によっては多額に上ると予想される違約金の負担まで降りかかってくる可能性もあり、事務所としては、なんとしても伊藤には復帰して稼いでもらわなければならない。ただ、事故を起こした直後のこのタイミングで、事務所の社長がメディアのインタビューに応じてマスコミを批判したり、いちいち報道に反論するというのは、業界の常識的にはあり得ませんし、逆効果のようにも感じます。いずれにしても、伊藤クラスの俳優の“替え”であれば、いくらでもいるので、復帰は絶望的でしょう」

　伊藤の前途は暗い。

（文＝編集部）