
ジャニーズの“トップ”に不倫スキャンダルが浮上した――。
ジャニーズ事務所は10日、所属していた山下智久が事務所を退所すると発表した。
「同日、先に『文春オンライン』が山下の退所をスクープ。それに遅れて事務所が“実は10月末をもってすでに退所していた”と発表するという異例の事態となりました。今回、山下は未成年女性との飲酒騒動で事務所から下された活動自粛処分に反抗するかたちで、予定が入っていた海外での仕事をこなすために、強引に退所を決行。それでも事務所サイドは山下の残留の線を探っていたなかで報道が出てしまい、“後付け”で発表せざるを得なくなったわけです。
今月に入っても事務所のHPには山下のファンクラブのサイトも残っていましたが、会員は安くない年会費を払っていたわけで、それをほったらかしにして去って行った山下も事務所も、あまりにファンを蔑ろにし過ぎです」(週刊誌記者)
ジャニーズは昨年7月に創業者のジャニー喜多川前社長が死去後、錦戸亮(元関ジャニ∞)、中居正広、手越祐也(元NEWS)、長瀬智也(TOKIO)、錦織一清(少年隊)、植草克秀(同)、そして山下と計7人の退所が発表されており、“大量流出”ともいえる状況が起きている。
そんな事務所に追い打ちをかけるかのように、ジャニーズタレントのなかで“トップ”といわれる存在の“マッチ”こと近藤真彦の不倫疑惑を、11日付「文春オンライン」が報じた。「文春」によれば、既婚者で一児の父親でもある近藤には5年にわたり交際している女性がおり、今年10月には沖縄旅行も楽しんでいたという。
「山下や手越、錦戸、Snow Manの岩本照をはじめとする若手など、ここ最近ジャニタレが起こした不祥事の多くは酒がらみのもの。そして既婚のジャニタレは皆、私生活は落ち着いているというイメージでしたが、“ジャニタレの不倫”というのはちょっと聞いたことがないというか、前代未聞じゃないですか」(同)
近藤といえば、ジャニー氏亡きあと、ジャニタレ“ナンバー2”の東山紀之と共に、滝沢秀明副社長をはじめとする新経営陣を支える存在だとみられていたが――。
「東山や滝沢、嵐の松本潤あたりは、経営面でも事務所の将来を考え、後輩タレントたちの面倒見も良く、彼らを食事に誘って話を聞いてあげる機会も多い。一方、近藤はそういうタイプではないですね。5年前の35周年の年に記念のライブツアーをして『NHK紅白歌合戦』に出た以外では、歌手としても俳優としても目立った活動はしておらず、もっぱら自身が率いるカーレースチームの活動ばかり。カーレースだけやっていれば満足という感じですよ」(芸能事務所関係者)