
全国47都道府県に店舗展開し、家電量販店業界で売り上げトップの座を20年間走り続けるヤマダ電機。もはや地方のインフラといっても過言ではない存在感を放つ同社は、通販サイト「ヤマダウェブコム」も展開している。一見すると魅力的な商品がたくさん並んでいるが、中には即買いすると後悔しそうな商品も……。そこで今回は、購入前によく検討してほしい“クセあり美容家電”を5つ紹介しよう。
ドリテック 音波式電動歯ブラシ ドクター・ソニック
電動歯ブラシは手動より有能というイメージがあるが、使用感をよく確認せずに安い商品に飛びつくのは考えものだ。極端に安価な電動歯ブラシの口コミには、コストパフォーマンスに納得するコメントとともに「むずがゆい」「あまり磨けない」「手動の方がまし」という辛辣なものも散見される。歯の健康を考えるのであれば、口コミを熟読したり、かかりつけの歯科医に相談したりするなどして、後悔のないチョイスをしたい。
ちなみに、「ヤマダウェブコム」で人気の機種・フィリップス「ソニッケアー イージークリーン」は、本体が税込4950円、替えのブラシ「クリーンプラス ホワイト」は3本セットで税込3300円(交換目安は3カ月)。電動歯ブラシ本体の価格だけでなく、替えのブラシのコスパも把握した上で購入しよう。
脱毛ラボ DL001 Datsumo Labo Home Edition
効果抜群と名高い家庭用脱毛器「脱毛ラボ」。脱毛サロンと同等の業務用レベルの威力で、男性の太いヒゲにも効くといわれている。同社の公式サイトでは、使用期間3カ月間・約3073ショット(お手入れ回数33回)でヒゲが生えにくくなったという検証結果が報告されている。さらに肌を冷やすクーリング機能も搭載しており、冷却ジェル不要で使える手軽さもうれしい。
合計30万発照射可能(全身脱毛300回分に相当)で残回数が画面に表示されるため、計画を立ててケアしやすいなど、いいことづくめの商品だが、セットの女優ミラーは果たして必要だろうか? 女優ミラーセットはポイント1%還元なのに対し、女優ミラーがつかない商品は同価格でポイント10%還元となっている。「限定」につられて余計なものを増やすくらいなら、本体をお得にゲットした方がいいかもしれない。
パナソニック 頭皮エステ 皮脂洗浄タイプ
パナソニック「EH-HM7A」は、頭皮をスッキリ洗い上げたいときにぴったりな、皮脂洗浄タイプのエステグッズだ。ヘッドスパサロンで使われるプロのハンドテクニックにならった4つの回転ブラシが頭皮に密着し、毛穴に詰まった汚れをしっかり掃き出してくれる。防水仕様で、爽快なシャンプータイムになること請け合いだ。
頭皮環境が整っている人がリフレッシュ目的で使う分には問題ないが、もともとフケが多く出る人は使いすぎに注意してほしい。皮脂を除去しすぎることで、逆に頭皮の皮脂バランスが崩れてしまう可能性もあるのだ。もし日頃から頭皮の異常を感じているのであれば、使用の際は皮膚科医に相談してからの方がいいだろう。