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「しくじり」と「成功」を知るオリラジ・中田が語る「幸福論」

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※画像:『幸福論 「しくじり」の哲学』(徳間書店刊)

 2004年、リズムネタ「武勇伝」でM-1グランプリ準決勝に進出。スターダムに駆け上がったお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さん。


 しかし、冠番組を持つほどの人気を得るが失速。その後、相方の藤森慎吾さんが「チャラ男」キャラで再ブレイクし、中田さんもテレビ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の講師役や音楽ユニット「RADIO FISH」を結成し、楽曲「PERFECT HUMAN」が爆発的ヒットし、NHK紅白歌合戦にも出場。再ブレイクを果たす。


 そして、紆余曲折を経て、テレビからYouTubeへ活躍の場を移し、2019年にYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の配信を開始。チャンネル登録者数は300万人(2020年11月現在)を超え、トップユーチューバーとなった今、成功としくじりを繰り返してきた中田さんは何を考え、何を思っているのか。


 そんな中田さんがつづった『幸福論 「しくじり」の哲学』(中田敦彦著、徳間書店刊)では、自分の反省を振り返り、家族のこと、相方の藤森さんのこと、そして「幸福とは何か?」について考察した一冊だ。


 中田さんが新人芸人だった頃から大切にしているのが、どんな仕事をするときにも「言葉」を大切にするということだという。


 人は言葉によって、意思を変えられたり、楽しくなったり、悲しくなったり、感情が動かされる。言葉が世界を設定し、人を動かしている。なので、中田さんは言葉を武器にし、日々磨くことを考えているのだ。


 芸能界での浮き沈みへの対処法も言葉を強く意識することだった。低迷したときも歩みを止めず、現状を分析して次の手を探り、何度落ち込んでも盛り返してきた。その際に、中田さんの力になってくれたのがやはり言葉だったという。自分の立場をあれこれ考えたり分析したりするのは、言葉の力。新たに活動の方向性を決めるときにも、言語力が武器として機能した。お笑いのネタや動画コンテンツなど、中田氏が生み出すエンターテインメントをつくる上でも、何より大切なのが言葉だという。


 中田氏が大切にしていることやユーチューバーとして成功している今、「うまくやれたかもしれないけれど、これが幸福なのか?」と疑問に思い、成功と幸福の関係を考える本書。成功としくじりを繰り返してきた中田氏だからこそ、見えてくる世界を垣間見てはどうだろう。


(T・N/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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