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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

「安倍さんの捜査はセレモニー」と永田町は余裕の静観…“見えない権力”が検察に圧力か

文=神澤志万/国会議員秘書
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 少し前には、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』に出演していた立憲民主党小川淳也衆議院議員も感染して入院されていましたね。秘書の感染も衆参両院で報告があります。みなさまも、くれぐれもお気をつけください。

 それにしても、国会にはややこしいことがたくさんありますが、国会用語のひとつである「公報上」という表現は特に厄介です。理事会や委員会の開始時刻の案内はペーパーで送られてくるのに、「委員部」という委員会を運営している部署の職員から、「ご案内した予定はあくまで公報上ですので、実際の開始時刻は、野党の会期延長の申し入れの処理が確定した後に決まります」と電話で説明があります。

 ベテラン秘書はこれだけで意味がわかりますが、正直「どういうこと?」って思いますよね。要するに、ペーパーには「9時30分から委員会」と書いてあっても、実際にはその時間には開かれず、議員運営委員会の処理が終わる昼過ぎに実際の開始時間が決まりますよ……ということなのですが、そこまで説明してくれることはまずないです。

 なので、開かれるはずのない委員会の会議室にうっかり足を運んでしまう国会議員もいます。そして、誰もいない委員会室を見て唖然とし「案内があったのに、なぜ誰もいない?」と頭の中がクエスチョンでいっぱいになったりもするのです。

 この国会用語の不可解さときたら……。「自分はわかっているから、相手も理解しているはず」と思い込んでしまうのはダメですよね。神澤も気をつけたいと思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

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『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg
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