NEW
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

森喜朗元首相、大物議員の政治資金パーティーで大失言か…マスコミ各社が黙殺の謎

文=神澤志万/国会議員秘書
【この記事のキーワード】

, , , ,

 そして、会場には何台ものテレビ局のカメラと何十人もの記者がいたのに、その発言をどのマスコミも取り上げなかったことにもびっくりでした。いくらなんでも忖度しすぎでしょ……。

「みなさん、それにしてもコロナはいいですね! こうしてパーティーを開いても、飲み物も食べ物も出さなくていいんですから。儲かってしょうがないですよ」

 森元首相は、こうおっしゃったのです。

 都内で政治資金パーティーを開催するときのパーティー券は「1枚2万円」が相場ですが、このうち半分は飲食代と会場費です。今はコロナ禍を理由に飲食を提供しないので、会場費だけで済みますから、その分の利益は上がるでしょう。しかし、こんな発言許されますか? こんな感覚の方が東京五輪を開催しようとしているのです。利権にまみれ、権力に慣れてしまった方なんだな、と改めて思いました。

 もう83歳で英語も話せないし、国際感覚の前に失言を何とかしないといけないレベルなのに、働き盛りの40代を「この若造が」とか言って押さえつけていますからね。

霞が関の過重労働がさらに深刻化

 永田町もひどいですが、霞が関もひどいものです。12月に入り、霞が関のビルは毎日22時を過ぎても、ほとんど電気が点灯しています。12月15日に決定された第3次補正予算や次年度の予算編成作業で、連日終電過ぎまで仕事をしているのです。終電を逃した職員たちを自宅まで送ろうと、個人タクシーがずらっと並んでいる光景も例年と変わりません。

 今年は新型コロナの影響で、さらに過重労働になっていると思います。少なくとも、霞が関で働く国家公務員は給料以上の働きをしています。

 10日に支給された国家公務員の冬の賞与について批判があるのも承知していますが、国民のためにがんばっている公務員のことは「ありがとう。お疲れさま」と応援してほしいです。もちろん、医療従事者のみなさまに感謝を伝えることもお願いしますね。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg
RANKING
  • 連載
  • ビジネス
  • 総合