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宝くじ、共同購入の落とし穴…「番号が知らされない」悲劇と“当選率&還元率”の気になる話

文=井山良介/経済ライター
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宝くじの「還元率」とは?

 この会社は社長と社員の距離が遠く、しかも社長はワンマンで“瞬間湯沸かし器”タイプだという。社員が「番号を公開してください」とでも言おうものなら、「お前は俺を信用できないのか!」と返ってくる。そのため、こうした手法が可能なのだ。

 とはいえ、1等の当選確率は2000万分の1と天文学的数字だ。ボールが2000個入った箱が1万個あり、その中にたったひとつだけ当たりがある。1等当選など、夢のまた夢である。

「社長はそうした確率をわかっていないよ。今年の2等は1000万円だよね。仮に2等以下が当たったなら、社長は社員に当選金を渡すと思うよ。1口購入で3万3000円ほどだし、ちょっとしたボーナスでしょ。しかも、グループで300口を購入するから、計算上は6等(3000円)が3口、運良く5等(1万円)や4等(5万円)が当たることもある。つまり、還元率(投資金額に対して戻ってくる金額の割合。1口=3000円購入で必ず300円は戻る)が通常より高くなるんだ。といっても、大した額ではないけどね(笑)」(前出の秘書)

 1等の賞金が高い年末ジャンボの場合、グループ買いも少なくないが、友人や仲間など「上下関係のない者同士」で購入し、必ず番号を知らせてもらうことが肝心だ。また、代表で宝くじを購入した人物が突然姿をくらます可能性も考えると、やはり信用できる相手かどうかは重要な要素となるだろう。

(文=井山良介/経済ライター)

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