よりひと&スーパークレイジー君、警察沙汰の原因…主催者の半端な謝罪に非難ごうごうの画像1
「ハタシアイチャンネル -HATASHIAI-」より

「ホリエモンこと堀江貴文氏の一言から始まった」と謳い、格闘技未経験でもリングに上がれる「HATASHIAI」という“異業種格闘技イベント”で、警察沙汰になる前代未聞のトラブルが起き、尾を引いている。

 12月19日に開催されたHATASHIAIイベントのメイン試合として、「スーパークレイジー君」こと西本誠と、ユーチューバーの「よりひと」が対戦することになっていた。西本は今夏の東京都知事選に立候補し、奇抜な格好や言動で注目を浴びた人物だ。その対戦相手として当初は“迷惑系ユーチューバー”として名を馳せていた「へずまりゅう」が組まれていたが、へずまりゅうが愛知県警、大阪府警に相次いで逮捕され、警視庁にも書類送検されるという事態になったため、よりひとにお鉢が回ってきた。

 だが、実際に試合が始まると、よりひとはいきなりリングを降りて逃亡。さらに続々とよりひとが用意した人物が乱入して暴動状態になり、警察が招集される事態にまで発展した。

 騒動ののち、よりひとは自身のYouTubeチャンネル内で経緯を説明。「ホリエモンが当日、会場に来る」「ギャラが発生する」との条件が提示されたため試合を承諾したが、打ち合わせを進めると、「ホリエモンは来ない」「ギャラも出ない」ということが判明し、さらに話題づくりを意図して試合をせずに逃亡することを企画。その旨は運営側に伝え、了解を得たという。

 そのうえで、よりひとがリングを降りてから乱入する人員についても、よりひと側が約15人、運営側が10人用意することまで打ち合わせていた。よりひと側のセコンドには運営側のスタッフも入っており、よりひとが呼んだメンバーには「一切暴力行為を行わない」ように伝えてあったという。

 だが、運営側は西本がそのシナリオに不満を持ってイベントがキャンセルされることを危惧し、西本側に伝えなかった。試合開始のゴングと同時によりひとが逃亡し、セコンドたちがリングに乱入すると、西本側は乱入者たちに暴行。だが、運営者たちは“棒立ち”で何も動かなかったため、警察を呼ぶ事態になった。

 よりひとは、西本に対しては「きちんと練習して試合に臨んでおり、格闘技を見せようと真面目に取り組んできていた」として、何も悪くないとの考えを示し、悪いのは運営側だと非難。

 現場にいたNHKから国民を守る党党首の立花孝志が中心になり、よりひとの行動を厳しく攻め立てていたものの、試合後には運営側、よりひと、西本の三者が立花に説明するかたちで話し合いを行ったという。立花もこのことを自身のチャンネルで説明し、「悪いのは主催者」との見解を述べている。

 さらに同日夜、主催したライフサポート代表取締役の古賀真人氏は「ハタシアイチャンネル」のなかで謝罪動画を公開。しかし、騒動の詳細には触れず、「私の運営の至らなさで多大なるご迷惑をおかけしました」と、下を向いて小さな声で述べるのみ。問題点、反省点、改善すべき点などについて具体的な言及がなかったことから、ファンからは「反省しているように見えない」「改善点を挙げない反省には意味がない」など、厳しい声が相次いでいる。

 HATASHIAIは、格闘技の素人たちにも闘いをさせる場を提供するのが見どころとなっている。重大な事故などを起こさないためにも、十分な事前準備が必要となるはずだ。見通しの甘い運営では、不安が拭えない。

(文=編集部)

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