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活動21年間の「嵐ドラマ」を振り返る【大野智・編】

大野智、胸を打つ“号泣演技”のコツは「感情を入れない」…東山紀之もJr時代を大絶賛

文=編集部
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バップから2011年に発売された、連続ドラマ版『怪物くん』のBlu-ray BOXセット。藤子不二雄A原作のコミックを大野智主演でドラマ化したコメディ。同作品の劇場版は、興行収入31.3億円の大ヒットを記録した。

 2020年末のの活動休止まで、残すところあとわずか。嵐メンバーの5人は、1999年5月のデビューからの21年間、私たちの胸を打つ歌やパフォーマンスを届け、またバラエティでの振る舞いでは私たちを大いに笑わせてくれもした。さらには俳優としてさまざまなドラマや映画に出演し、ある時は涙を誘い、ある時はドキドキさせてくれた。

 そんな嵐メンバーへ感謝と敬意を込めて、それぞれの俳優としての活動を振り返っていきたい。今回はリーダー、大野智編だ。

誰もが不安視した『怪物くん』実写化で、視聴者に感動の嵐をもたらした大野智の繊細な演技

 大野智(40)といえば、絵を描くことや釣りを趣味としており、とことんマイペースな天然キャラでもあり、よくも悪くも落ち着いている印象があるのではないだろうか。しかし、俳優としての大野は、役柄の感情を繊細に表現できる器用さが目立つ。

 例えば、2010年4月クールに放送され、反響の大きさからスペシャルドラマが2回も制作、さらには映画化もされた『怪物くん』(日本テレビ系)で、主人公・怪物くんを演じた時。藤子不二雄(A)によるギャグマンガが原作で、アニメ版のコミカルな雰囲気が印象的な作品であったため、実写化しても「サムくなる」だけではないか……と不安視する声も大きかった。しかしいざ放送がスタートすると、怪物くんの喜怒哀楽をこれでもかと表現する大野に絶賛の声が殺到した。

 特に第4話で見せた、喧嘩別れしたお年寄りの死を知って怪物くんが号泣するシーンでは、大切な人を失った怪物くんの悲しみを全身全霊で表現。ネットでは「『怪物くん』でこんなに泣くなんて思わなかった」「史上最高の神回」と大野の演技に感動した視聴者が続出していた。

女優・山口智子に対し「演技中はわけわかんない違うことを考えている」と語った大野智

 エモーショナルな演技に定評がある大野だが、本人としては役柄に対して感情移入をしているわけではないようだ。

 2020年3月28日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演した山口智子が、女優としての悩みとして「本番に一番のテンションを持ってくるにはどうすればいいのか?」と嵐メンバーに質問したことがあった。そこで櫻井翔が『怪物くん』での号泣シーンを引き合いに出しながら、大野に質問の回答を求めると「リハではあまりやらない。感情を入れない」「(演技中は)わけわかんない違うことを考えている」と説明。役柄に意識的に入り込もうとせずとも、完成度の高い演技ができるというのは天性の才能といえるのではないだろうか。

 この『怪物くん』や、新人の死神役を演じた『死神くん』(テレビ朝日系)など、一般的に演技の難易度が高いといわれるマンガ実写化作品では、原作が持つユーモアを忘れず、実写化ならではのリアルさも取り入れて見事に演じ切る大野。一方で、シリアスな演技も抜群に上手い。

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