朝ドラ『おちょやん』ほっしゃん演じる須賀廼家千之助のモデルは喜劇界のアドリブ王?の画像1
NHK連続テレビ小説『おちょやん』」より

 父の竹井テルヲ(トータス松本)が再び現れたことで、竹井千代(杉咲花)の運命が大きく変わったNHK連続テレビ小説『おちょやん』。道頓堀を去ることになった12月21日(月)~25日(金)の放送を振り返ろう。

初舞台でアドリブを連発、借金取りから逃亡

 夜逃げしたまま音信不通で8年後に現れた父・テルヲに、千代の怒りは爆発。岡安の店前にも関わらず、千代はテルヲを質問攻めにした。テルヲは栗子(宮澤エマ)に出て行かれてヨシヲと2人暮らしをしており、一緒に住もうと千代を迎えに来たのだ。千代は年季が明けた後も岡安で働き続けると断ったが、テルヲは数日後に迎えに来ると言い残して、店を出て行った。

 その頃、道頓堀は天海天海一座が戻ってきたことで大盛り上がり。しかし、座員たちは須賀廼家万太郎一座と比べられ、客入りによっては中日で千秋楽にすると宣告されて、ピリピリしていた。

 その夜、先代座長のひとり息子の天海一平(成田凌)は芸子遊びに出かける際に千代と会い、テルヲが会いに来て千代が本心では喜んでいることを知る。その後、一平が飲み屋で芸子と酒を飲んでいると、ある男が借金取りに娘を身売りに出す話を聞いてしまう。

 翌朝、テルヲが千代をつかまえて金をせびっているところに天海天海一座が出くわし、一平は昨夜の話の男が千代の父親だと気づく。

 その日の夜、一平は居酒屋で酔っぱらうテルヲに「千代の前から消えなければ、昨夜の出来事を話す」と脅した。そのうち、後輩のお茶子から話を聞いた千代が居酒屋に駆けつけ、テルヲが借金のかたに自分を身売りに出そうとしていることを知ってしまう。千代はすがりつくテルヲを見て昔のことを思い出し、「二度とうちの前に現れんといて!」と叩きつけた。

 翌日、岡安に予約客を装った借金取りたちが押しかけた。イチャモンをつけて暴れる連中と、それを嫌みで返す千代が一触即発になり、女将の岡田シズ(篠原涼子)が頭を下げることで、ひとまず解決した。しかし、次の日から借金取りたちは道頓堀をうろつき、岡安に嫌がらせを繰り返した。

 いたたまれなくなった千代は、岡安を出て借金取りが斡旋するお茶屋に行くことを決意。そして、岡安最後の日が天海天海一座の千秋楽の日に決まる。千代の岡安最後の日が来た。

 一方、須賀廼家千之助(星田英利)と一平の間で一悶着あった天海天海一座では、千秋楽の日に千之助が消えて大騒ぎに。一平が代役を務めることで一段落したかと思いきや、今度は女中役が腰を痛めて立てなくなり、急遽、千代が代役に指名された。

―――

 その物語は、女中と浮気中の旦那が、女将の留守中に女中と別れようとすったもんだするというもの。

 舞台の上で、千代は緊張するあまりにアドリブを連発し、客席は爆笑。舞台の終盤、女中を追い出すシーンで女中と自分が重なった千代は「岡安を出ていきたくない!」と本心が出てしまうが、アドリブで見事に笑いに変えた。

 無事に公演を終えると、一平の「必ずこの場に戻ってくる」という言葉で千秋楽の幕が閉じた。

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