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『鬼滅の刃』缶コーヒー、販売直後に5千万本突破…ダイドー、年間利益が予想の5倍に爆増

文=編集部
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 近年、コンビニ各社がいれたてのコーヒーを強化しており、競争が激化した。そこへコロナ禍による外出手控えという逆風が加わった。若者層の取り込みを狙った起死回生策が『鬼滅の刃』のコラボ缶だった。コラボ缶は大ヒットしたが、一時的な話題にとどまる可能性は否定できない。

コロナ時代を乗り切るための新事業の数々

 日本で独自に発展した自販機ビジネスは曲がり角を迎えている。品揃えの多いコンビニとの競争が激しくなっている。自販機の設置台数はピーク時の13年から7%減の2305万台である。自販機を通した飲料の売上数量も5億810万ケースと13年比で13%減った。売り上げが減っているところに新型コロナウイルスが直撃した。在宅勤務の普及で稼ぎ頭だったオフィスや駅の自販機の販売減が続いている。

 ダイドーGHDは自販機を設置した場所を生かした新事業を模索する。大王製紙などと組み、ベビー紙おむつを売る自販機を設置、今後は全国200台に増やす。自販機の脇で傘の貸し出しサービスも始めた。スマホを充電できる自販機も試験的に導入する。

 NTTドコモと組み、自販機に次世代通信規格「5G」の基地局を設ける。既設の自販機の上にアンテナなどの設備を取り付ける。全国に28万台あるダイドーの自販機を活用して、5G通信できる地域を広げる。

 あらゆるモノがネットでつながるIoT対応の自販機を投入する。通信機器を付けてリアルタイムで売れ行きを把握する。場所や気候を応じて商品群を変更できれば、売り上げ増につながるという計算が働いている。22年1月までに直営の自販機、約8万台すべてをIoT化し、データを生かした作業効率化で自販機の商品の補充に関わる人員を3割減らす。

 ダイドードリンコは新たなビジネスモデルの確立を急いでいる。

(文=編集部)

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