嵐の冠番組最終回、フジが日テレに視聴率完敗…企画力の差鮮明、ジャニーズフジ離れかの画像1
フジテレビ(「Wikipedia」より)

 今年の年末をもって活動休止に入る人気ジャニーズグループ・。2日後の大みそか夜には“ラストライブ”となる『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を敢行し(インターネット生配信)、『NHK紅白歌合戦』にも出演。さらにはジャニーズの大みそか恒例イベント『ジャニーズカウントダウンライブ』(カウコン)への“サプライズ出演”にも期待が高まっている。

 そんな嵐の2つの冠番組、『VS嵐』(フジテレビ系)と『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の最終回が、それぞれ今月24日、26日に放送され、『VS嵐』は平均世帯視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)、『嵐にしやがれ』は同18.3%をマークし、日テレの勝利となった。

「『VS嵐』は2008年から12年間、『嵐にしやがれ』は2010年から10年間続いた、ともに長寿番組ですが、スタートしたのは『VS嵐』のほうが先。フジとしてはメンツをかけてでも後発の『嵐にしやがれ』には勝ちたかったところでしょう」(テレビ局関係者)

 両番組の最終回で約3%の視聴率の差が生まれた要因について、「この数字は決して小さくない」と言う別のテレビ局関係はこう分析する。

「放送曜日に違いはあるものの、両番組とも生放送で放送時間も夜19時から4時間と、条件はほぼ同じ。『VS嵐』はいつもどおり全体的に“ゲーム対決”がメインで、『嵐にしやがれ』も前半のほうでは嵐メンバーが俳優の米倉涼子や遠藤憲一らとゲームで対決する企画が行われていました。

 ただ、『嵐にしやがれ』はこれ以外にも、ゲストの黒柳徹子とのトークを通じて嵐という存在や魅力を深く掘り下げたり、多くのゲスト陣と共に過去の映像を見ながら、これまでのグループとしての活動や紆余曲折といったヒストリーに光を当てたりと、『VS嵐』と比べて全体的に“凝っていた”と評価できます。

 その差がより強く出たのは、両番組が終盤に共通して放送していた“5人ロケ”企画です。『VS嵐』では、メンバーたちがお台場でゲームをして最後はホテルの一室で5人だけでトークを展開するという内容でしたが、相葉雅紀の誕生日をお祝いするというコンセプトを強く打ち出し過ぎたためか、もしくは室内がやたらと派手にデコレーションされていたためか、どうも会話の“生煮え感”が否めなかった。

 一方、『嵐にしやがれ』では丸一日、5人がキャンプや海釣りを楽しみ、最後は温泉に入った後に浴衣姿になり、何の変哲もない客室でお酒を飲みながらトークを展開したわけですが、全体を通じてメンバー間の人間関係や本音、魅力が画面を通じて伝わってきました。

RANKING
  • エンタメ
  • ビジネス
  • 総合