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特に“浴衣トーク”ではリーダーの大野智の『今のウチら、トップじゃん』という名言が飛び出しネット上で話題になりましたが、グループの活動が一時低迷していた時期から浮上して現在に至るまでの葛藤やエピソードが、真剣な眼差しの本人たちの口から次々と語られ、ファン以外でも楽しめる、かなり見応えがある回となっていました」
“フジ・ファースト”崩れる?
そしてこの結果が、今後のジャニーズ事務所のスタンスに少なからぬ影響を及ぼすのではないかと、別のテレビ局関係者はいう。
「やはりフジと日テレの企画力の差が、今回の視聴率の差に表れてしまった。SMAPとフジの共闘関係が長く続いたり、ゴールデン帯で他局に先駆けて嵐の冠番組をスタートさせてたりといった過去もあり、これまでジャニーズ事務所は“フジ・ファースト”という姿勢が強かった。その象徴が、毎年大みそかのカウコンをフジが独占生中継していることです。
しかし、6年連続で“視聴率三冠王”の座に君臨する日テレとは対照的にフジは視聴率低迷が続いているところに、“嵐の冠番組の最終回”という同じ条件下で明確な差が出てしまったという点は大きいです。
すでに、今ジャニーズグループでもっとも勢いのあるKing & Prince(キンプリ)について、業界内では「ジャニーズはキンプリの育成を日テレに託した」とまで言われるなか、ジャニーズの“フジ離れ”“日テレ重視”という傾向が徐々に強まっても、おかしくはないでしょう」
日テレでジャニタレの姿を見る機会が、ますます多くなっていくのだろうか。
(文=編集部)