『紅白』に「無観客で逆に良い」と絶賛&感動の嵐…NHKの高い演出力&底力を発揮の画像1
NHK放送センター(「Wikipedia」より)

 毎年大みそか恒例のテレビ番組『NHK 紅白歌合戦』が31日、放送されている。内村光良が4年連続となる総合司会を務め、共に初の司会抜擢となる大泉洋(白組)、二階堂ふみ(紅組)が脇を固める。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、初の無観客開催となる今年の『紅白』。初出場が予定されていた人気ジャニーズグループ・Snow Manのメンバー、宮舘涼太のコロナ感染を受けて同グループの出場が見合わせになるなど、異例ずくめのなかでの開催となっている。

「コロナ禍のため、日本テレビは8月に毎年夏恒例の大型特番『24時間テレビ』を無観客で敢行。さまざまな感染防止対策を行いましたが、日テレは今後に向けてそのノウハウをしっかりマニュアル化しています。そして同じく無観客開催に挑む大掛かりな『紅白』関係者に、あくまで現場レベルでの話ですが、日テレ側がそのノウハウを伝授しているようです。

 毎年大みそかの特番として『紅白』と日テレの『笑ってはいけない』シリーズは完全にライバル関係ですが、日本で最も歴史が長いテレビ局であるNHKと日テレは、実はなにかと関係が深い。2年前には両局が共同で同時生放送番組を制作し、NHKの桑子真帆アナと日テレの水卜麻美アナが共演したこともありましたが、現場の社員レベルでは情報交換などを通じていろいろと交流があるんです。もちろん非公式なかたちではありますが、今回は“日テレが『紅白』に協力している”ともいえるでしょう」(テレビ局関係者)

見所はLiSAと嵐の連続出演?

 そんな未曾有の状況下でNHKが放送にこぎつけた『紅白』だが、今年大ブレイクしたNiziUや瑛人の初出場、一昨年と昨年の『紅白』を盛り上げた松任谷由実の再出場、年内いっぱいをもって活動休止に入る嵐の“ラストステージ”などが注目を集めている。

「タイムスケジュールとしては、第2部の前半に嵐と、今年大ヒットしたアニメ映画『鬼滅の刃』の主題歌『炎』でレコード大賞を受賞したLiSAが続けて登場しますが、ここが一つの大きな山場。今日が見納めとなる嵐はいうまでもありませんが、『鬼滅の刃』は小さな子どもから大人まで幅広い層にファンが多く、この2組の時間帯は、大トリ部分以上の視聴率をマークする可能性もあるでしょう。

 ただ、この2組が終わってからラスト3組のユーミン(松任谷由実)、福山雅治、MISIAまで、話題性も高くなくファン以外にとってはいまいち盛り上がりに欠けそうな歌手が続くので、“中だるみ”してしまわないかが心配です。このあたりのどこかで、サプライズ出演が発表されている玉置浩二をぶっこんでくる可能性はありそうですね」(テレビ局関係者)

 そして注目の『紅白』オープニング。例年であれば大勢の出演陣が所狭しとステージ上に並び華々しく始まるが、今年は観客がいない客席に設置された特設ステージ上で総合司会の内村が「第71回 紅白歌合戦」と番組名を宣言し、客席前方のメインステージ上には左右に設置された大きな階段上に離れた距離で立つ大泉と二階堂の姿のみ。内村が「今年さまざまな思いですごされている皆さんが、笑顔で来年を迎えられますように。それでは参りましょう」と始まりを告げると、CGで次々と出演者たちが紹介されていった。

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