
前回は「2021年、注目の年女」を挙げたが、今回は“年男”。
特にスター揃いなのが、第2次ベビーブームの中でも、最も出生数の多い1973年。同年生まれ(今年で48歳)には、個性あふれるスターたちが揃っている。
中でも筆頭は、昨年『半沢直樹』(TBS系)で再び日本中に一大ブームを巻き起こした堺雅人。同作の続編は7年ぶりであり、さらにコロナ禍で3カ月の延期を余儀なくされる難しい状況の中、視聴率・話題性ともに圧倒的だった。出演作を年1本程度に絞っているにも関わらず、必ず結果を残すのはさすがであり、次作の発表が待たれる。
TEAM NACSの大泉洋、安田顕、戸次重幸も1973年生まれ。とりわけ大泉は昨年、『ハケンの品格』(日本テレビ系)、映画『新解釈・三国志』『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』、さらに2本の配信ドラマなどに出演し、バラエティへの番宣出演も精力的にこなした。今年も主演映画『浅草キッド』『騙し絵の牙』の公開が発表済みであるなど、世代のトップランナーであることは間違いない。
1973年生まれは俳優が豊作で、反町隆史、金城武、浅野忠信、村上淳、稲垣吾郎、松本幸四郎、野間口徹、袴田吉彦、小手伸也、片桐仁らの名前が挙がる。
次に芸人では、設楽統、田村淳、吉田敬、小杉竜一、古坂大魔王、小藪千豊、小沢一敬、スギちゃん、たむらけんじ。その他にも、GACKT、安住紳一郎、新海誠、イチロー、前園真聖、野口健、武井壮など、各ジャンルのトップランナーが揃う。
海外進出の山下智久、『半沢』で活躍の尾上松也
ひと世代下の1985年生まれ(今年で36歳)で注目度が高いのは山下智久。昨年は配信海外ドラマ『The Head』(Hulu)に出演したほか、10月いっぱいでジャニーズ事務所を退所して海外での活動をスタートさせた。今年はカナダで撮影に挑んだ映画『Man From Toronto』が公開予定のほか、さらなる動きも予定されているというだけに、海外進出の行方がたびたび報じられるだろう。
力強さという点では、尾上松也の存在も見逃せない。昨年は本業の歌舞伎に加えて『半沢直樹』に出演し、買収の危機にさらされるIT企業の社長役を熱演。先輩の香川照之や市川猿之助に負けない迫力満点の演技で魅了したほか、『課長バカ一代』(BS12トゥエルビ)では主演を務めた。バラエティにも引っ張りだこで、12月には『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で見事な歌も披露。今年は3月に主演映画『すくってごらん』の公開が予定されている。
その他では、昨年3月にロンドン留学から帰国したウエンツ瑛士、今年ドラマ1本・映画3本の出演が発表されている松山ケンイチ、朝ドラ『エール』への出演が話題を集めた野田洋次郎、さらに松田翔太、城田優、三浦貴大、青柳翔、桐山漣、尾上寛之、山村隆太、大倉忠義、北山宏光、五関晃一、JOY、白鵬翔、みやぞんなどがいる。
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