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「来年も無観客でいい」『紅白』視聴率爆増の意外な理由…終盤の松田聖子の投入に疑問の声も

文=編集部
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NHK放送センター(「Wikipedia」より)

 毎年大みそか恒例のテレビ番組『NHK 紅白歌合戦』が先月31日に放送された。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、初の無観客開催となった今回の『紅白』。例年であれば大勢の出演陣が所狭しとステージ上に並び華々しく始まるが、今年は観客がいない客席に設置された特設ステージ上で総合司会の内村光良が「第71回 紅白歌合戦」と番組名を宣言し、客席前方のメインステージ上には白組司会の大泉洋と紅組司会の二階堂ふみの姿のみという、異例のかたちでのスタートとなった。

 さらにアーティストたちはNHKホール、同局の101スタジオ、オーケストラスタジオなどから歌を届け、前後の組の歌唱場所が重ならないかたちで進行され、さらにはゲスト審査員たちも別のスタジオから出演するなど、入念なコロナ感染防止対策が取られていた。

 そんな異例ずくめとなった『紅白』だが、2部の平均世帯視聴率が40.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前年から3%の大幅アップとなり、40%超えの大台に乗る大健闘となった。

「一昨年放送され話題作となった連ドラ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回が、1話前より7ポイントも上昇して20%寸前の高視聴率をマークしましたが、このときは台風で人々の在宅率が高かったことが大きく影響しました。今回の『紅白』もコロナ禍で同様の現象が起きたことが、視聴率爆上がりの最大の要因でしょう。

 ただ、今回は初の無観客、さらにステージやスタジオに極力“人がいない”状況がつくられたことで、かえって物理的な制約がなくなり広々としたスペースを活用した演出をできたことで、全体的に新鮮味が感じられる『紅白』となり、多くの視聴者を取り込めた面もあるでしょう。加えて、内村、大泉、二階堂の安定した司会ぶりも好評を得ていますね」(テレビ局関係者)

在宅で“ほかに見たい番組がないから”『紅白』を視聴?

 また、別のテレビ局関係者はこう分析する。

「前々回のサザンオールスターズとユーミン(松任谷由実)の共演のような“目玉”は特になかったものの、例年であればアーティストの歌唱の合間合間に投入されるプチ企画的なものも少なく“ゴミゴミ感”がなかったことで、視聴者がストレスなく継続視聴できたのではないでしょうか。その一方で、全体を通じて“今年1年のコロナを振り返る”というテーマで統一されており、視聴者もかつて経験したことがない生活を強いられた1年を改めて振り返ることができ、つい見入ってしまう構成になっていました。

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