「請負型で不安定」なイメージを覆す 新しいフリーランスの働き方の画像1
※画像:『NEWフリーランスの稼ぎ方』(明日香出版社刊)

 「会社員=安心・安泰」という時代はもう終わった。どんな規模の会社に勤めていても、業績や景気が悪くなれば、倒産やリストラは誰もが無関係ではない。となると、複雑化、多様化した社会で、フリーランスという働き方も選択肢の一つとして考えてみてもいいのではないか。

 

■「請負型で不安定」と決別 新しいフリーランスの働き方


 『NEWフリーランスの稼ぎ方』(山口拓朗著、明日香出版社刊)では、伝える力【話す・書く】研究所所長・山口拓朗ライティングサロン主宰の山口拓朗氏が、時代の変革期の中で生まれたフリーランスの形態である山口氏がつくった造語である「NEW フリーランス」という働き方を紹介する。


 フリーランスで働くことには、7つのメリットがあるという。


1.「時間」が自由になる
会社や組織に依存しないワークスタイルには「時間的拘束からの解放」が含まれる。


2.「通勤」から解放される
コロナ渦以前のデータでは、日本人の平均通勤時間は、全国平均で往復1時間19分。1年(240日)で316時間、40年で1万2640時間を移動に費やしていることになる。この1日1時間19分を自由に使うことができる。


3.「場所」が自由になる
リモートワークを導入する企業が増えたが、会社員にとって「家にいること=場所の自由」とは言い切れない。自宅から離れることが許されず、オンライン上では上司が目を光らせていることもある。フリーランスは、オンライン環境が整っていれば、国内外どこでも仕事ができる。


4.「仕事」を選べる
会社員は自分の仕事を選べる人はほとんどいない。フリーランスの場合は、仕事を受ける・受けないは、いつでも自分で決めることができる。


5.「人間関係」から自由になる
フリーランスだからといって対人関係がゼロになるわけではないが、仕事を断って馬や反りが合わない人と距離を取ることは可能。人間関係を主体的にマネジメントできる。


6.高い収入が期待できる
労働時間の対価として給料をもらっている会社員に対し、フリーランスは提供した価値に応じて報酬をもらう仕事。提供する価値を高め続ければ、収入も上がっていく。


7.自分の人生の舵を自分で取る
定年を気にすることなく、引退の時期も自分で決めることができる。他者に過度に依存することなく、自分の人生の舵を自分で取る生き方を選ぶことができる。


 山口氏が提唱する「NEWフリーランス」は、インターネット時代の利点を活かし、「パーソナルブランディング」と「CtoC型サービス提供」にも力を入れる人たちのこと。パーソナルブランディングとは、SNSを含むインターネットを使って、個人の力で自分のブランドを作ること。CtoCとは、個人間取引のこと。


 従来のフリーランスは収入源のほとんどが請負仕事のため、企業から必要とされなくなれば、仕事はなくなり、不安定な一面もある。一方、「NEWフリーランス」の最大のメリットは、不安定な収入と決別できること。従来の「掛け捨て型(請負仕事)」に、長期リターンを得ることができる「積み立て型(サービス提供)」を組み合わせる働き方ができる。仕事を請け負うだけでなく、その専門性とブランド力を活かして、自らサービスを生み出していけるのが「NEWフリーランス」なのだ。


 この会社でずっと働き続けていけるのだろうか。2021年の抱負として、新しいチャレンジをしてみたい。もっと自由な働き方をしたいといった考えを持っているのなら、「NEWフリーランス」という働き方、生き方も一つの選択肢となることを本書から知っておくのもいいはずだ。
(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

RANKING
  • スキル・キャリア
  • ビジネス
  • 総合