
竹内涼真が主演を務める連続テレビドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)が今夜(17日)、午後10時30分から放送される。
竹内涼真演じる自動車整備工の間宮響はある日、トンネル崩落事故に巻き込まれ、なんとか脱出すると、“生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物=ゾンビ”が徘徊する恐怖の世界に一変していた。響は陸の孤島と化した消防署で一緒になった“生き残った人間たち”と共に、避難所を目指して壮絶なサバイバルを繰り広げるというストーリーだ。
同番組の公式サイト上には、
「化け物に噛み付かれることで伝染する“謎の感染症”がパンデミックを起こし、避難指示が出ていた」
「荒れ果てた街並み、おびただしい数の遺体、そして街をさまよう“生ける屍”たち」
「やがて響は、この街が警戒区域として封鎖されてしまったことに気が付く」
「死んだはずの人間が次々と襲いかかる絶望的状況。引き裂かれた恋人たちは、再び出会えるのか!?」
「“生ける屍”に占拠された世界の最期を生き抜け!! 極限のサバイバルラブストーリー」
などと、衝撃的なフレーズが並んでいる。
「新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、今クールの連ドラのなかで一番の話題作になるのは間違いないでしょう。数年前から世界でパンデミック、ゾンビを題材にした作品が流行っています。アメリカの『ウォーキング・デッド』はもちろん、韓国で大ヒットした映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』、Netflix制作の映画『#生きている』など、日本でも人気を呼んでいる作品は多い。
そうしたトレンドを受け、日本テレビと竹内が所属するホリプロがタッグを組み、今回のドラマと竹内の世界展開を狙っているということで、注目度はかなり上がっています。日テレは子会社に、世界でネット配信を提供しているHuluを持っていますからね」(テレビ局関係者)
竹内といえば、主演映画『太陽は動かない』の公開を3月に控えているが、業界関係者はいう。
「ホリプロは数年前から韓国のエンタメ市場に興味を示し、『太陽は動かない』では韓国で人気の俳優、ハン・ヒョジュとピョン・ヨハン2人がキャスティングされていることからわかるように、韓国でのヒットを狙っています。ホリプロとしては高身長で甘いマスクを持った竹内は韓国でも人気が出ると計算しており、韓国でのブレイクを足掛かりに世界へ進出していくことも考えているようです。
もともと竹内はハリウッドを目標にしており、数年前から英会話も勉強しています。ホリプロも竹内の演技力、そして作品のヒット運には期待しており、今回のゾンビドラマでも結果を残してくれると信じているのでしょう。ただ、コロナ禍のなかでこうした題材のドラマを放送することに対して、一定程度の批判的な声が出ることは免れないでしょうから、広く視聴者から支持される作品になるかは、不透明な部分があるでしょう」
果たして視聴者の反応はいかに――。
(文=編集部)