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IOC五輪公式ツイアカ、バナーが東京から北京に変更の真意…森喜朗氏「女性」発言直後に

文=編集部
IOC五輪公式ツイアカ、バナーが東京から北京に変更の真意…森喜朗氏「女性」発言直後にの画像1
オリンピック公式Twitterアカウントより

 Twitterの国際オリンピック委員会(IOC)オリンピック公式アカウントのバナー画像(冒頭写真)が、東京大会の画像から「BEIJING2022 ONE YEAR TO GO」と表記された北京大会の画像に変わっていることがわかり、インターネット上で日本人をざわつかせている。スポーチ報知(報知新聞社)は10日、記事『五輪の公式ツイッターの背景が東京から北京大会の画像に変更…ひろゆき氏「もう終わったってことでいいんですかね?」』を公開。インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者の西村博之氏が「東京オリンピックはもう終わったってことでいいんですかね?」などと投稿したことを紹介した。

 新型コロナウイルス感染症の拡大や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長の「女性」発言もあり、インターネット上では東京大会の開催を危ぶむ真偽不明の情報が飛び交っている。IOCのバナー画面変更は何を意味するのか。

「北京大会開催1年前だから画像が差し替えられた」

 複数の五輪大会に関与した経験を持つ米大手広告会社マッキャンエリクソンの関係者は次のように見る。

「IOC関係者から直接話を聞いたわけではありませんが、一般論としてIOCと北京五輪組織委員会が、北京大会1年前となる2月4日周辺に合わせ、バナー画像を変更するよう契約していただけでしょう。別に深い意図があってやっているわけではないと思いますよ。IOCは東京大会だけを取り扱っているわけではありません。仮にIOCが東京五輪を『過去のものと考えている』という強いメッセージを発信しようとするのなら、IOCの公式サイトでも東京大会より北京大会をピックアップするのではないかと思います」

 IOC公式サイト上では9日、森会長の発言に対する懸念が表明された。だが同発表を伝える「LATEST NEWS」の真下には「ALL INFORMATION ON THE OLYMPIC GAMES TOKYO 2020, TO BE HELD IN 2021」と東京大会の特集ページが以前通り配置されている。一方、「LATEST NEWS」で報じられる内容は2月上旬から北京大会の案件が増えているようだ。東京都オリンピック・パラリンピック準備局の広報担当者は次のように語る。

「北京大会開催の1年前となる2月4日のタイミングに合わせて変えたのではないかと思っています。ただ画像を変えた意図に関しては、残念ながらこちらでは把握していません」

 東京大会開催に暗雲が立ち込めている事実に変わりはないものの、バナー画像の変更だけで“開催中止”や“終わったもの”と憶測を語るのは少し性急かもしれない。

BusinessJournal編集部

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