サブスク方式採用のワケ

謎だらけの会員制「相席寿司」、SNSでバズって会員急増…厳正審査で女性採用率わずか3割の画像3

 続いて、店のシステムについて聞いた。男性会員は会員料のほかにチャージ料が1000円かかり、ドリンク代も有料となるのだが、「毎日厳選鮨コース」を毎日無料で食べられるという。

「会員制・月額制は、昨今一般的になりつつあるサブスクリプション方式にヒントをもらいました。もともと、お寿司が持つ『高い料理』というイメージを変えたいという思いがあったんです。以前から寿司屋を営んでいた経験からお寿司の原価は大体わかるのですが、実は高級寿司屋と呼ばれるお店のなかには、その原価から考えて過剰に高価格で提供しているお店もあるんです。お寿司は、江戸時代では庶民が食べる大衆料理だったともいわれています。ですから、お寿司という料理のハードルを下げ、そして気楽に食べていただくために、サブスク方式を取り入れました」

 月額5万5000円を安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれだろうが、確かにサブスク方式なら最初に定額を払っている安心感で、気軽に食べに行くことができるだろう。オーナーにとって、サブスク方式が浸透している世相は好都合だったというわけか。

謎だらけの会員制「相席寿司」、SNSでバズって会員急増…厳正審査で女性採用率わずか3割の画像4

 また、会員費の支払い方法については口座引き落としで、男性は入会から3カ月間は退会できないルールだという。

「当店に入会した方、全員に満足していただきたいため、そういったルールを設けました。というのも、たくさんいらっしゃる女性会員と仲良くしていただき、『蓮華』の魅力を十分に味わっていただくには、短い期間ではコミュニティに馴染みにくいからです。

『相席寿司』とは言うものの、なかには異性との交流だけではなく男性同士が顔なじみになって交友を広めている方もいらっしゃいますよ」

謎だらけの会員制「相席寿司」、SNSでバズって会員急増…厳正審査で女性採用率わずか3割の画像5

 では、「毎日厳選鮨コース」のコース内容は、具体的にどんなものなのだろうか。

「築地で仕入れたネタを、基本的に毎日変えて出しています。はじめに先付けとなる一品料理の小鉢が各種3皿出て、そのあとに握り寿司が9貫、巻物1本、合計10個のお寿司が出ます」

 毎日コース内容が変わるなら、飽きが来なくて行くのが楽しみだ。ちなみに、追加料理を食べる際は別途有料とのこと。

RANKING
  • 企業・業界
  • ビジネス
  • 総合