『ザ・ノンフィクション』秋山木工の丁稚制度がヤバすぎると騒然…女性も丸刈り、倍率10倍の画像1
フジテレビ(「Wikipedia」より)

 2月14日に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)の内容が波紋を呼んでいる。この日の内容は「ボクらの丁稚物語 ~泣き虫同期 4年の記録~ 前編」と題して、神奈川・横浜市の家具製作会社「秋山木工」に入社した若者たちの姿を追ったものだ。

 同社は令和の今でも「丁稚制度」を続けており、入社後は男女問わず住み込みでの修行生活と丸刈りが課せられる。当然、携帯電話、恋愛、酒、タバコなどは禁止。秋山利輝社長が容赦なく罵倒するスパルタ教育は時代に逆行しているようだが、常に入社希望者が後を絶たないという。

「同社は、中学卒業とともに、いわゆる丁稚奉公で家具職人としての腕を磨いた秋山社長が設立。その手づくり特注家具は、量産品とは違い、迎賓館や国会議事堂、有名ホテルや高級ブランド店などに使われている一点物です。このご時世にパワハラととられかねない厳しい指導や独自の研修制度が注目され、メディア露出も多いため、そのたびに物議を醸しており、『ブラック企業の典型ではないか』といった批判もやみません。しかし、それでも、特に親のすすめで入社する若者が多いようで、一定のニーズがあることがうかがえます」(週刊誌記者)

 番組では、2017年の春に入社した5人の男性の様子を追っていた。秋山木工の門を叩いた彼らは、京都大学在学中に引きこもりになった内藤くんや、京都で8代続く造園会社の後継ぎの加藤くんなど、年齢も境遇もバラバラ。ちなみに、この年の倍率は10倍だったというが、厳しい生活に耐えきれず、半年後には1人が脱落していた。

 残る4人も、技術習得の差や日々の生活態度をめぐって次第に険悪になっていき、後輩の女性が1人入ったことで、その指導をめぐっても亀裂が決定的になる。そんな中、ある現場で機械生産の家具を目にして自分の将来に不安を抱き、また1人が辞めていく。この展開に、視聴者からは「人間関係が悪くなっていくのが手に取るようにわかる」「集団生活でいろいろ崩壊してる」といった声が上がった。

 また、入社前の自己紹介の時点で若者を「バカ」呼ばわりしたり、新人の女性に「飯を食べるのが遅い奴は仕事が遅い」という意味のことを言ったりするなど、秋山社長の言動も改めて物議を醸している。朝5時に起きてランニングと地域の掃除をしたり、社訓を大声で唱和したり……といったシーンもあり、同社としては“平常運転”だったものの、視聴者からは「これいつの時代の会社?」「考えが古すぎる」「刑務所並みの環境」などという声も上がるなど、衝撃を受けた人は少なくないようだ。

 また、新人の女性が丸刈りにする際、先輩の女性が「家具屋は男の仕事だから(女は覚悟を決めないと)」と言って励ましていたが、これについても「こんなこと言い切っていいの?」「思いっきり男尊女卑では」という指摘が出るなど、波紋を呼んでいる。

「以前から賛否両論のある同社ですから、今回の“プチ炎上”も想定内でしょう。そもそも、秋山木工のホームページには独自の丁稚制度について詳しく説明されており、いずれも厳しい生活は承知の上で入ってきているはずで、その点では齟齬はないのではないでしょうか」(同)

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