大好評『青天を衝け』主演の吉沢亮、不遇時代からの変貌と努力…菅田将暉と橋本環奈の存在の画像1
「大河ドラマ『青天を衝け』|NHKオンライン」より

 2月14日に初回放送を迎えたNHK大河ドラマ『青天を衝け』の平均視聴率が20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークし、話題を呼んでいる。大河の初回視聴率が20%の大台に乗るのは、綾瀬はるか主演の『八重の桜』以来8年ぶりの快挙となる。

「大河では、豪華キャストを惜しみなく投入した一昨年放送のNHK渾身の『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』が、大河史上ワースト視聴率を記録するなどして大コケ。複数の時代を次々と行き来する構成や早すぎるストーリー展開などが、大河のメイン視聴者層である60代以上から拒絶反応を招いてしまったことが原因ですが、NHKはその失敗をしっかりと反省・分析して、昨年の『麒麟がくる』は好評を博しました。『青天を衝け』の初回で高い数字が出たのは、その勢いに乗った結果という面もあるでしょう」(テレビ局関係者)

『青天を衝け』は「日本資本主義の父」と呼ばれ、江戸・明治・大正・昭和という4つの時代を生きた実業家、渋沢栄一を主人公とする。その渋沢を演じるが、若手俳優のなかで頭角を現しつつある吉沢亮だ。

「吉沢は昨年7月下旬にクランクインして以来、東京のNHKと地方の撮影を行き来する生活が続いていて、最近はやっと体も慣れてきたようです。自他共に認める人見知りで、大河の顔合わせでも人見知りを大発揮していたようです。吉沢のマネージャーも大河が決定して心配していたようですが、挨拶のときに “とにかく、がむしゃらに頑張ります”と真剣な姿勢を見せたことから、今ではベテランの共演者とも対等に演技をしているといいます」(NHK関係者)

 吉沢は完璧なルックスと安定した演技力を持ちながら、20代半ばまで不遇の時代を過ごした。デビュー2年目で『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)のオーディションに合格し、仮面ライダー・メテオに抜擢され、“稀に見ぬ美少年”と話題になった。しかし、その後、ドラマからオファーが殺到することはなく、話題のドラマにも出演できないまま、若手俳優の黄金期でもある20代前半のチャンスをことごとく逃してしまった。吉沢をデビュー当時から知る関係者はこう話す。

「今はリアルな王子様のようですが、当時は“イケメンの無駄遣い”って言われていたんですよ。とりあえずレッスンを受けているという感じで、オーディションに落ちても、それが当然のような態度。容姿が良すぎるせいで真剣に演技を見てもらえない時期もあり、所属事務所のアミューズは“ただのイケメンで終わらせるか”という思いから、根暗なイメージをあえて前面に出したこともありました」

 しかし、同世代で活躍する俳優らとの共演が増え、徐々に変わってきたという。

「菅田将暉や山崎賢人らとの出会いは大きかったように思います。とくに菅田は同世代の俳優のなかでも演技に対する情熱やセンスが頭一つ抜けていて、吉沢はそんな菅田を見て『やばい』と感じたようです。また、共演の多くプライベートでも親交のある橋本環奈のコミュニケーション力の高さにも驚かされたようで、大河で主演を務めるにあたり彼女の明るさは手本にしているみたいです」(同)

 そんな吉沢の変貌ぶりについて、別の業界関係者はいう。

「吉沢はまだ知名度が低いころ、自分が同世代の俳優らから“すごい美少年がいる”“どうせラブコメばっかり出るんだろ”などと言われているのを気にして、プレッシャーで現場で寡黙になってしまいがちになる時期があった。しかし吉沢はそこで潰れずに、ラブコメばかり出るのは避けたいと事務所に申し出て、コメディなどへの出演を増やしていったのです。最近は吹っ切れたようで、自分の演技について共演者に“かっこよかった?”と聞くほど自信がついた様子です」

 大河の成功をきっかけに、さらなる飛躍をみせてくれそうだ。

(文=編集部)

 

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