麒麟・川島『ラヴィット!』は大コケ確定?『グッとラック!』が短命に終わった本当の理由の画像1
TBS放送センター(「Wikipedia」より)

 2月16日、TBSの4月改編記者説明会がオンラインで行われた。改編率は全日19.17%、ゴールデンタイム32.86%、プライムタイム35.36%と、7年ぶりにゴールデン・プライム帯ともに30%を超える大改編となる。

 この説明会の中でひときわ注目を集めたのが、朝の帯番組の改編だ。3月末で立川志らく司会のワイドショー『グッとラック!』を終了させ、新たに生活情報番組『ラヴィット!』を立ち上げるという。

 番組MCは麒麟・川島明。この人選については、TBSが吉本興業に配慮した結果だという話もある。『グッとラック!』のテコ入れ策として、昨年9月末からロンドンブーツ1号2号・田村淳を月~金のメインコメンテーターに据えたものの、わずか半年でその任を解くことになったことからだ。一方で、いずれにしても、この新番組が「大コケ確定」と断言するのは、あるテレビ局関係者だ。

「コロナ禍の今、人々の関心は『政治』に向いている。『羽鳥慎一モーニングショー』『報道ステーション』(ともにテレビ朝日系)、『news every.』(日本テレビ系)、『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)といった番組は、いずれも世帯視聴率10%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を超えています。つまり、反対にバラエティや情報番組は、実はピークアウトしているわけです。そこに持ってきて、朝にのんきに生活情報を見る視聴習慣がない。今や『あさイチ』(NHK)も、連続テレビ小説の後にそのままつけている視聴者が見ているという状況になっています」(テレビ局関係者)

 ここで、『ラヴィット!』の企画概要を改めて説明しておこう。タイトルの由来は「お気に入り」を意味する「Love it」からきており、料理人など一流のプロが本当は教えたくないLove itを紹介し、暮らしが10倍楽しくなるきっかけを届けるライフスタイルバラエティだという。

国分太一『いっぷく!』の悪夢とは

 さらに、同番組はニュース・ワイドショーは緊急の場合以外は扱わないということだが、「これは迷走中の迷走」(同)だという。

「かつて、TBSの朝8時からの2時間枠は『はなまるマーケット』が放送されてきました。全盛期は他局のワイドショーと互角の勝負を繰り広げていましたが、打ち切られる数年前から、すでに2~3%という致命的な数字を叩いていました。しかし、メインスポンサーのライオンなどからのウケが良いこともあり、なんとか17年半続いたという感じです。

 その『はなまる』の後番組として2014年3月から始まったのが、TOKIO・国分太一の司会による、同じような生活情報番組『いっぷく!』でした。同番組は、『ZIP!』(日本テレビ系)のテーマカラーを決めて成功に導き、『料理の鉄人』や『カノッサの屈辱』(ともにフジテレビ系)を手がけたことでも知られる放送作家・小山薫堂を監修役に据えて始まりましたが、結局、テレビ東京を下回る1%を記録してしまい、民放最下位に。わずか1年で打ち切られてしまいます」(同)

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