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ドコモ「ahamo」契約後に“デメリット多数”“逆に料金高い”で後悔しないための知識

文=佐久間翔大/A4studio
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 このプランの最大の特徴として、データ利用量が3GB未満の月は利用料金が税別1500円安くなることが挙げられます。各種割引サービスを適用すればもっと価格を抑えることもできるので、3GB未満の月が多い人や、逆に毎月20GB以上利用するという人は、ahamoではなくギガホ プレミアに乗り換えたほうがお得だと思います。

 自宅に固定回線がある場合はデータ容量が少ないプランを、固定回線がない場合はデータ容量が多いプランをという選び方もできます。いずれにしても、自分のこの半年~1年間のデータ利用量を一度確認してから、どの料金プランを選ぶか考えたほうがいいでしょう」(同)

 家族で利用していてみんなドコモ割やドコモ光セット割が適用される場合、最大で2000円以上割り引かれるケースもある。ひと月のデータ利用量が3GB未満の月が多くて割引が適用されるという人は、ahamoに切り替えてもメリットは薄いだろう。

 また、ドコモがahamoを発表したことに追随し、ソフトバンクは新料金プラン「LINEMO(ラインモ)」を、auは新ブランド「povo(ポヴォ)」を発表した。

 それぞれ契約やサポートがオンライン完結で一部サービスがオミットされていると共通項が多いが、3社のプラン内容を比較するのはあまり意味がないと法林氏は語る。

「ahamoだと海外でデータ通信ができる国際ローミングが含まれているなど、3社のプランそれぞれに独自のメリットはありますが、現状では目立った違いがあるというほどではないですね。

 今回の新プランは他社からの乗り換えが目的ではないですし、ドコモの場合はahamoに乗り換えても継続利用期間が引き継がれるので、キャリアを変えないほうがリスクは少ないでしょう」(同)

ahamoの登場で大きく変化していく携帯電話業界

 20代向けの料金プランとして生み出されたahamoだが、ドコモ側にとってはもうひとつ別の目的があるのだとか。

「ahamoの手続きやサポートをオンラインで完結するようにしたのは、デジタルネイティブ世代をターゲットにしたプランだからというだけでなく、ドコモショップに頼らない売り方をしたいというドコモの意図によるものです。月額料金を低くしたのも、ショップでのサポートが受けられない代わりとしての側面があります。

 業界全体として端末の購入や契約手続きをオンラインに移行しようとアプローチしており、そのなかでもドコモは端末修理をオンラインで受け付けるなど熱心に取り組んでいました。ahamoが軌道に乗れば、オンラインのサービスはさらに充実していくと考えられます」(同)

 ahamoの提供開始による携帯業界への影響は、サービスのオンライン化だけに留まらない。

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