クイズや企画の盗作&流用は当たり前?あの有名番組にも疑惑…テレビ業界パクリの実態の画像1
TBS放送センター(「Wikipedia」より)

 昨年8月、東大卒タレントの松丸亮吾がツイッターで「自分がつくった謎解きがパクられている」という旨のツイートをしたことが話題となった。松丸がつぶやいた日に放送されていたのは『東大王』(TBS系)。松丸は『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)に出題者として出演しているが、『東大王』でも自分がつくったクイズが出されていたという。

 果たして、テレビ業界でクイズの盗作や流用というのはあり得るのだろうか?

「というより、それをしていないクイズ作家はいないでしょう。正直、自分で考えるオリジナルは4割程度。その他は、過去に出版されたクイズ本やクイズ問題から発想を得てつくるのが常です。聞いた話では、『東大王』の3時間スペシャルだと、使われる問題数は300問にもなるそうです。“ふるい”にかけられて300問ですから、その倍以上がボツになっているはず。正直、常人の頭では追いつきませんよ」(テレビ局関係者)

 謎解き・ひらめき系のクイズ番組が多いと、それらが得意なクイズ作家が呼ばれるが、“宿題”の提出では、別で出したものを使い回すこともしばしばだという。

「逆に、自分が出したネタがまったく知らないところで使われているケースもある。なんだったら、自分が考えた渾身の番組企画が、ある日突然、スペシャルやレギュラー番組になっている世界。割り切らないとやっていられない」(同)

『THE突破ファイル』からの流用が多発?

 その意味では、実話を中心にしたドキュメント系の番組では“エピソード”がクイズ番組のクイズに相当すると思われるが、同様にパクリが横行しているという。

「特に『THE突破ファイル』(日本テレビ系)からの流用が多いようです。昨年7月、『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)の中で、青森の八甲田山にある無人別荘から深夜に119番通報が繰り返されるというミステリーが紹介されたのですが、これはその1年前の2018年12月に『突破ファイル』で扱っていたネタ。この出来事は当時話題になったので、過去の新聞を探れば比較的拾いやすいネタではありますが、『何だコレ!?ミステリー』の『突破ファイル』からの流用はもう一つあります。1月27日に放送された、実在するラーメン店『パパパパパイン』に子どもの声で『パパ……』というイタズラ電話らしきものが殺到するというものです。これも、19年11月に『突破ファイル』ですでに紹介されています」(同)

『何だコレ!?ミステリー』の放送当日、パパパパパインはツイッターで「少し出る予定です」と告知しており、店側も許容していることがうかがえる。そのため、特に問題はないのかもしれないが、『突破ファイル』からの流用は他にもあるという。

「『ワールド極限ミステリー』(TBS系)や『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)も、絶体絶命のピンチに陥ったときの突破方法として、同じような内容を手を変え品を変えて紹介したことがありました。しかし、それがネットニュースで報じられるようになり、今は鳴りを潜めています」(同)

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