頑張って勉強してるのに、結果が出ない人の「落とし穴」の画像1
※画像:『絶対忘れない勉強法』(アスコム刊)

「毎日何時間も勉強しているのに、全然頭に入らない!」
「やろうとしているのだけど、やる気がでない」
「一生懸命覚えても、すぐ忘れてしまう」
「すぐ飽きてしまって、集中できない」


 学生も、社会人も、勉強にまつわる悩みは尽きません。


「先生、『絶対忘れない勉強法』って、ありませんか?」


 そんな相談の声を受けて、心理学、脳科学、教育学など幅広い分野の世界の研究論文を読み漁り、科学的に効果を検証し、『絶対忘れない勉強法』をまとめたのが、明治大学の堀田秀吾教授です。

 

■正しいと思っていた勉強法が、実は逆効果だった?!


 堀田教授によると、覚えられない、すぐ忘れてしまう、やる気がでない、集中できないのは、そもそも勉強の「やり方」が間違っているから。


 例えば、ひとつのことを集中的に勉強していませんか?


 TOEIC対策の勉強をしているとき、今日は英語のリーディング、明日はライティング…といった具合に、きっちりと時間をわけて集中的に勉強する。実はこれ、脳科学的には逆効果なのだそう。


 心理学ではこのような勉強の仕方を「反復学習」というのですが、実は、TOEICの対策をするなら、英語のリーディングとライティングを交互にやる「差し込み学習(インターリーブ)」の方が、効率が良いことがわかっています。


 南カリフォルニア大学のローラーとテイラーなど、インターリーブが効果的であるとする研究は枚挙にいとまがありません。脳は飽きやすい性質があり、これが集中力の低下や記憶力の低下につながります。だから、脳には新しい刺激を与えることが大切。脳に刺激を与えてリフレッシュさせると、集中力もインプット力もキープすることができ、記憶力も高まるのです。


 堀田教授は、大学で授業をするとき、大体15分を目安にトピックスを変えるよう心がけているそうです。少し短すぎるかなと思われる方もいるかもしれませんが、先生の経験上、学生が飽きずに授業を聞き続けられるのはそのくらいが目安なのだそうです。


 ぜひ15分程度に時間を区切って、勉強する内容に変化をつけてみることをおすすめします。


 こういった、「いいと思ってやっていたのに、実は効果がなかった、むしろ、逆効果だった」という勉強のやり方は少なくありません。堀田教授は著書『絶対忘れない勉強法』の中で、私たちが「いい」と勘違いしてやっている方法を他にも指摘してまとめているのですが、頑張っても効果が出ないのは、もしかしたら、ここに理由があるかもしれません。

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