「MUJI Pay」「UNIQLO Pay」「スタバアプリ」を使わない理由がないの画像1
「無印良品 HP」より

 キャッシュレス還元事業も終了し、「〇〇ペイ」の乱立ブームも一段落した感があるが、ここ最近になって再び各社から独自のキャッシュレス決済が発表されている。消費者にとっては選択肢が増えることはうれしさと煩わしさの両方あるが、新たなペイの実際の仕様はどのようなものなのか。

 調査していくと、今増えているキャッシュレス決済は、そのほとんどが「独自ペイ」。つまり、ひとつの企業が、その企業内だけで使えるペイ払いサービスを開始しているのだ。どこでも払えて、ポイントがたまるというのが従来のペイ払いの利点だったが、「独自ペイ」は真逆で、ほぼその店舗でしか使えない。

 消費者にはメリットがなさそうだが、キーワードはコロナ禍における「非接触」。独自ペイ払いで完結することによって店員との接触を極力避け、支払いからポイント付与まですべてをワンストップで済ませようという考え方なのだ。

 今回は、そんな新たなキャッシュレス決済「独自ペイ」の中身を解説していく。

「MUJI passport Pay」

 無印良品では昨年11月、新たな決済手段としてスマホアプリ「MUJI passport」に非接触型決済サービス「MUJI passport Pay」を導入した。これは無印独自の決済サービスであり、他業種のコンビニなどでは使えない。

 まずは事前にアプリ「MUJI passport」にクレジットカード情報を登録。会計時にアプリで開いた決済バーコードを提示すれば決済が可能になる。無印のポイント制度「MUJIマイル」も同時に付与されるので、財布からお金やカードを出すことなく、スマホひとつで支払いと会員証提示、ポイント獲得のすべてが完結するのだ。

「MUJI passport」は商品情報や店舗情報も受け取れるほか、店舗での買い物に利用できる「ご優待クーポン」も取得が可能。今回の「MUJI passport Pay」導入は、シームレスな処理と物理的接触の消失を可能にした。レジ時間の短縮にもつながるので、無印ユーザーはぜひ設定しておきたいところだ。

「UNIQLO Pay」

 今年1月にユニクロは独自の決済サービス「UNIQLO Pay」をスタートさせた。これは既存のユニクロアプリ内に搭載され、銀行口座かクレジットカードを登録すると国内のほとんどの店舗でアプリ内のQRコードで決済ができるというもの。銀行口座は三井住友銀行、三菱UFJ銀行など5行に限られるが、順次追加予定だという。

 以前であればスマホで一度会員情報を提示後、決済方法(別の決済アプリ、現金、カードなど)を選んでから購入していた。その一連の流れが、アプリ内の「UNIQLO Pay」を使えばオールインワンで済み、便利かつ迅速になるのだ。

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