NEW

何かと話題のゲーム『サクラ革命』“実質的な”開発責任者は誰なのか?追ってみた

文=菅谷仁/編集部、協力=ナカイド/ゲームレビュワー

 ところが、2015年1月22日に発売された同シリーズの一つ『テイルズオブゼスティリア』でトラブルが起きた。同作品の発売前プロモーションとゲーム内容の差異、馬場氏自身の発言をめぐり、馬場氏の存在は急激にクローズアップされたのだ。同タイトルのゲーム内容に関しては多くのゲームレビュワーが、シナリオやキャラクター設定、操作性などさまざまな観点から賛否両論の指摘をしているが、当時、最もユーザーの反発を集めたのは「ソフト発売前の各種PR活動でクローズアップされていた女性キャラクター『アリーシャ』が、実際にゲームを進めてみるとヒロインではなく、『ロゼ』という別の女性キャラクターがメーンヒロインだった」ということだった。

 これに対して、馬場氏はファミ通.com(KADOKAWA Game Linkage)のインタビュー記事『「テイルズ オブ ゼスティリア」馬場英雄プロデューサーに訊く、“ヒロイン”のこと、シリーズの“これから”のこと』で以下のように発言し、テイルズシリーズのファンを中心に批判が殺到したのだ。以下、上記のファミ通の記事を引用する。

「今回の“ヒロイン”の件は、アリーシャがヒロインであるようにも受け取れる情報が出ていたこと、その彼女がストーリーの途中で離脱すること、パーティーにいる期間がほかの仲間より短い彼女にも有料のダウンロードコンテンツ衣装などが用意されていたこと、この3点が主たる原因だったように思います。僕はこれらのことを事前に聞いたうえでプレイして、インプレッションで書いたように心から楽しませてもらったので、今回のことはなおさら残念に思ってしまうんです。率直に言って、発売前の情報でアリーシャに惹かれて本作や有料ダウンロードコンテンツを購入した人から、よくも悪くも『ええっ!?』と思われた面があるのは否定できません。

馬場 おっしゃることは、僕たちも理解しております。そのうえで、発売前の情報公開について説明させていただきますと、第1報から続報、ゲームの発売日に至るまで、ファミ通さんを含むメディアさんなどにお出しする資料の中で、アリーシャについて“ヒロイン”と記載したことは一切ありません。また、ストーリーの構成と仕掛けとしてアリーシャが途中でパーティーを離脱することをふまえ、彼女用の衣装についても開発チーム内で再三検討し、アリーシャ用のダウンロードコンテンツ衣装をロゼにも着せることができるように配慮させていただきました。ただ、アリーシャとロゼの衣装が共用できることについては、ネタバレや憶測を避けたかったため、ダウンロードコンテンツの配信開始前にその情報を公開していませんでした」(原文ママ)

RANKING
  • IT
  • ビジネス
  • 総合