豊胸歴を隠してバストアップ関連商品をプロデュースしていたことを元親友のかねこあやに暴露され、4億3000万円もの返金対応に追われることになったユーチューバーの「てんちむ」。巨額の借金を背負ったものの、YouTubeの活動と共に銀座のクラブや六本木のバーで働く姿を配信し続け、徐々にファンの支持も回復しつつあった。

 だが、脱毛サロンの広告案件を請け負った際に、景品表示法違反が疑われる宣伝をしているとの指摘があり、風向きが変わった。

 さらに、借金の元となったバストアップ関連商品の返金について、新たなトラブルが起きている。てんちむは着実に返済を続け、完済のメドが立ったと公言していたが、返金希望者から「返金されない」「商品を返送したのに連絡がない」「対応が遅い」など苦情が相次いでいる。

 これを受けて、てんちむは3月2日に自身のYouTubeで返金状況について報告した。それによると、返金額は2億8000万円で、てんちむはすでに2億2000万円を支払い済みで、残り6000万円も支払いのメドが立っているという。さらに、メーカーに対し、手数料8000万円と損害賠償5000万円を支払うように求められていると明かす。

 てんちむは、この残り合計1億9000万円のうち購入者への返金を優先したいと考えているが、メーカー側と折り合いがついていないとして、双方が弁護士を立てて話し合いをしているという。

 さらに、メーカーからは1万3000件分、計1億7000万円を返金したとの報告を受けているが、実際に支払ったことを証明する資料は提供されておらず、手数料などの金額についても不明点があると語り、メーカーに対する不信感を示す。加えて、てんちむは、返品された商品を引き取りたいと提案したものの、「取り合ってくれない」と暴露。

 ほかにも、問題発覚後もメーカーは商品の販売が継続しており、公式サイトでは広告塔としててんちむの写真が使われていることについて、てんちむは写真の使用を中止するように要請しているものの、メーカーはこの要請を受け入れてくれないと困惑する。

 説明を受けて、視聴者からは「てんちむが返金のためのお金を出しているのに詳細を教えないのはおかしい」「メーカーにも責任があるのに、てんちむに責任を押しつけている」「なぜてんちむの写真を使い続けるのかわからない」など、メーカーに対する批判の声が続出。

 このてんちむの動画を受けて、当該メーカーであるYUIKU株式会社が公式サイトで反論した。

・返金済みであることの証拠が提示されていないとの主張には、弁護士を経由して「求められる度に報告、提出」していると否定。

・返品された商品を引き取ると伝えたが「取り合ってくれな」との主張には、「代理店宛にお送りできることを伝えております。しかしながら、現在まで返答いただいておりません」として、てんちむ側が保留しているとの見解。

・てんちむの写真が使われ続けている件については、取り下げるようにとの依頼は受けていないと主張。

 このように、てんちむとメーカー側の主張はすべて食い違っている。さらにメーカーは「事実と異なる見解を弊社並びに弊社グループの社名を掲載して動画投稿されたことに困惑しており、誠に遺憾」と、強い不快感を示している。

 収まりかけていた騒動が再び燃焼し始めた。意図的に炎上させているわけではないだろうが、ファンからも「これだけたて続けに問題を起こしていると、もう応援できない」「てんちむに同情していたけど、てんちむが問題を引き起こしているとしか思えない」など、批判的な声が上がり始めている。この1年の間に何度も謝罪動画を出しているてんちむに対しては「謝罪芸人」「謝罪すればなんでも許されると勘違いしてそう」といった皮肉の声も多い。

 メーカーからの反論を受けて、てんちむが再反論するか注目される。

(文=編集部)

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