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紳助さんは情の深い人なので、後輩芸人の頼みに“電話出演なら”ということで受けたのでしょう。ただ、アポなしかアポありかは関係なく、宮迫のそういうやり方に大﨑会長が不信感を抱いてもおかしくない。そうである以上、吉本に戻るどころか、地上波のテレビ出演は無理ですよ」
そして宮迫が大﨑会長の怒りを買ってる理由が、ほかにもあるという。
1月、宮迫が人気ユーチューバーのヒカルの動画に手越祐也と共に出演。手越が、ある芸人について「でも(ピー音=その芸人の名前)っていうブランディングがあるから、一言ボソッて言っても楽しい。でも、宮迫さんに関しては喋りが面白いから、俺の中でいうとトークは(ピー音)より宮迫さんマジで上なんです」と発言。続けて宮迫は「わかってるよ、そんなん。誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん!」と言い、次のように発言したのだ。
「センスとかいろんなことで、俺はあの人に勝てないって、エピソードトークでも勝てないって思った時期もあった。正直、今は俺のほうがうまい」
これを受けて、インターネット上では、宮迫が「今は俺のほうがうまい」と言った対象が松本人志(ダウンタウン)ではないかと話題になり、宮迫はすかさずTwitterで次のように投稿し、火消しに走った。
「ネットニュース、Twitter等で色々憶測が飛んでおりますが、例のトークの後に絶対に裏切れない人として、お名前を出させて貰ってます。ちゃんと全部見て言って欲しい。もぉ大好き過ぎるくらい大好きやっちゅうねんッ」
吉本関係者はいう。
「宮迫の闇営業問題で吉本が揺れたとき、松本がテレビ番組内で『大﨑さんがいなかったら僕も(吉本を)辞めるので。うちの兄貴なんで』と公言するほど、松本と大﨑会長の信頼関係は深い。いくら宮迫が釈明しようとも否定しようとも、大﨑会長は“宮迫が松本を公然とコケにした”と受け止めているのかもしれません。騒動から1年以上がたちましたが、結局、大﨑会長のみならず、さんまや今田まで敵に回してしまっている印象で、社内では社員の間でも芸人の間でも、宮迫の復帰を望む空気は皆無といっていいです」
さらにはこんな声も――。
「大﨑会長も67歳で、現在の岡本社長の後任には自身の後継者と期待しているAさんを抜擢するのではないかという見方もある。Aさんは今は関連会社の役員も務めていますが、ダウンタウンの浜田(雅功)さんのマネージャーをやっていたこともあり、いずれにしても大﨑会長の影響力が残る限り、宮迫の吉本復帰は難しいでしょう」(別の吉本関係者)
宮迫の地上波復帰は遠いのだろうか――。
(文=編集部)