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蓮舫氏の国会軽視の行為は大問題だ…総理演説原稿を事前にツイート、謝罪せず削除

文=新日本帝國/政治・社会ジャーナリスト
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 理念や政策を共にする議員が院内会派を作り、議会活動を共に行います。会派の所属議員数によって、委員会の議席数や、発言・質問の時間配分、法案提出権などが左右されるために、政党とは違ったメンバーで構成されることもあります。

無所属で当選した人が政党会派に参加したり、無所属同士で便宜的に会派を結成したりすることもあります。人数要件(通常国会では5名以上、臨時国会と特別国会では10名以上)を満たせば、院内交渉団体になり、議院運営委員会に理事を出せます。

 会派の構成人数により、議題提出しても多数決を得られない事がわかっている場合、会議延長動議を使い延長期間内に新たな説得材料を用意し、少数派の意見が多数派になるよう働きかける権利が保証されているということです。

 ただし延長動議を発したとしても実際に延長するかどうかは多数決で決まりますから安易ではありません。

 また、多数決で決定したとはいえ、全会一致で決まったこと以外は少数意見を有する者は採決の時点で自身の意見を放棄する事となりますので、少数意見を有する者には意見を留保させることで、同調圧力で従わせたのではなく少数派も発言できる場であった証明となります。

 採決後、日本共産党などは「決議された第〇〇号議案について、日本共産党は少数意見を留保します」というような発言をして「多数決で決定はしたものの、その議案には反対する立場であった」という意思表明を明確にして、後援者や支持者に対しても政策を発言できる場で自論を発言したけれども採決で敗れたこと、また自分達は採決後も「反対派」であるという立場を誇示できます。

 そういう意味では、共産党という政党は自己の主張に信念を持って行動していると言えます。

 放っておけば収拾のつかなくなる会議体を事前に議案の数やそれらを審議する委員会の差配やその時間、質疑応答者、採決への段取り等を熟慮し会議日程や開催時間の綿密な計画を立てるのが議運の仕事。本会議での総理の施政方針演説や各会派の代表質問も事前に知らされるのはそれらに対しての質疑などの作成を事前に用意し滞りなく議事進行を行うためであって、蓮舫議員が行ったように知りえた原稿をTwitterにリークするためでは決してないのです。

昔の政治家はヤジも巧みで「議会の華」とも言われていた

 一方で、本会議での代表質問などは質問者の話す内容も事前にわかっている状態で、それに対する閣僚答弁も予測のうちともなれば、他の議員達は会議の体を整えるためだけに本会議場に出席していなければならないわけで、居眠りや雑談が多くなるのもそういう事情が背景にあるからなのです。

 そのような空気の中では質問者もやりにくく、そこで質問に対して合いの手になるような掛け声をかける「ヤジ」がある事によって、話すかたも聞くかたもその場が活性化しヤジは「議会の華」とも言われていました。

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