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小林敦志「自動車大激変!」

アルファード“激売れ”の裏で加速するクラウン離れの実態…エスティマからの乗り替えも

文=小林敦志/フリー編集記者

 しかし、2020年5月以降にアルファードを扱うようになると、「エスティマのお客様の多くが、『待っていました』とばかりにアルファードへのお乗り替えを希望するようになりました」と現場のセールスマンから聞いたことがある。

 もちろん、“アンチアルファード”としてエスティマを購入した人もいるので、全員をアルファードへ乗り替えさせるのはなかなか難しいが、「3列シートで多人数乗車というミニバン特有の利便性はありませんが、ハリアーも扱うようになったので、ハリアーへ乗り替えられるお客様もいますよ」とは現場のセールスマン。

 トヨタの全店併売化による成功事例のひとつが、まさにアルファードの現状での“激売れ”なのである(ハリアーも成功事例といえるだろう)。「それではクラウンは?」となるが、そのあたりの事情については次回に詳述したい。

(文=小林敦志/フリー編集記者)

小林敦志/フリー編集記者

小林敦志/フリー編集記者

1967年北海道生まれ。新車ディーラーのセールスマンを社会人スタートとし、その後新車購入情報誌編集長などを経て2011年よりフリーとなる。

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