――七里駅もそうですが、「東京駅まで60分以内」というアクセスの良さは意外な気もします。

笠松 この10年ほどで各線の乗り入れが進むとともに、ダイヤ改正で東京駅への到達時間が早くなりました。今回のランキングでは、乗り換えなしで行けるのは、高崎線の桶川駅と北本駅、常磐線の天王台駅です。2015年に開通した上野東京ラインは、東京駅と上野駅を経由した後、高崎線、宇都宮線、常磐線の各駅に分岐するため、埼玉県、栃木県、千葉県と都心部がダイレクトにアクセス可能となり、利便性が高まりました。

――埼玉県を上回る6駅がランクインした千葉県では、1515万円の白井駅がトップとなりました。

笠松 白井駅からは京成本線(特急)直通の北総鉄道(特急)に乗り、青砥駅で京成本線(通勤特急)に乗り換えて日暮里駅へ、そこから上野東京ライン直通の常磐線に乗ると、乗り換え2回で50分ほどで東京駅に到着します。所要時間が10分ほど増えますが、乗り換え1回の経路もあります。この北総線やつくばエクスプレスの各駅は、都内に出やすく、後発路線のため分譲価格が比較的安いです。いわゆる東葛エリアが10年ほどで一気に利便性が高まったように、後発路線の沿線や知名度が低い駅は穴場といえると思います。

(構成=長井雄一朗/ライター)

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