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今回は池袋のイートインができる店舗に行ったが、韓国人と思われる女性がひとりで切り盛りしていた。注文したのは690円の「からあげ定食」(ムネ肉4個入り)。大きすぎず小さすぎないサイズの唐揚げは、確かに醤油やニンニク、生姜などの風味が感じられた。
しかも、定食には味噌汁ではなく韓国風のキャベツスープがセット。また、付け合わせもキムチやサラダパスタ、キャベツではなくレタスを添えるなど、独自性が強く、非常に好印象だ。ご飯には目玉焼きがのっており、コスパは良好といえる。
店舗によって品数は異なると思われるが、唐揚げのおいしさは間違いない。マヨネーズなどの味変アイテムがあれば、申し分ないところだ。
第2位 から好し
すかいらーくグループが始めたからあげ専門店「から好し」。全国で89店舗を展開しており、カウンター席で手軽に定食が食べられる。もちろん、テイクアウトも可能だ。
注文したのは649円の「から好し定食」(唐揚げ4個入り)。今回、訪れた専門店の中ではもっともパリパリ感が強い印象で、人によっては硬いと感じる人もいるかもしれない。しかし、旨味の強い食味とあふれ出る肉汁から感じる風味はチェーン店とは思えないほど芳醇だ。
しかも、テーブルの上にはマヨネーズが常備されており、マヨラーの唐揚げ好きにはたまらない。そして、マヨネーズの他にニンニクが効いたタレも別皿で提供されるため、味変に関しては文句なしだ。
また、うれしかったのはレモンが添えてあること。油ものが少しヘビーになってきたミドル世代にとっては、レモンの清涼感は必須。全体的なバランスが良い定食だ。
第1位 からやま
とんかつをリーズナブルな値段で提供する「かつや」の別業態で、唐揚げブームの火付け役である「からやま」。全国に107店舗展開するトップランナーは、さすがにレベルが高かった。
注文したのは、759円の「からやま定食(梅)」(唐揚げ4個入り)。前述の他店ではニンニク、生姜を使用したつけダレに漬けていたが、からやまのつけダレはニンニク、生姜を使わず、醤油ベースで鶏の旨味を引き出している。
シンプルながら肉の旨味が感じられ、衣のカリカリ具合もちょうどいい。形も統一されているので、皮や筋が多い「ハズレ」の唐揚げがないのもうれしく、安心して食べられる。大きさはから好しと同じくらいで、ボリューム的にも十分である。