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人間関係のストレスに効く仏教の教えとは

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※画像:『上手に発散する練習』(青春出版社刊)

 人付き合いは楽しさもある一方で、面倒な側面もある。「なければないでかまわない」という人も案外少なくないのかもしれないが、わずらわしさ、うっとうしさといったマイナスの側面もあらかじめ「覚悟」しておけば、イライラすることもなくなるのではないか。

 

■人間関係のストレスに効く仏教の教え


 「悟りを覚る」と書く「覚悟」という言葉は仏教の言葉で「危険な状況を予想して、それに対応できるように心構えをする」という意味なのだそう。コミュニケーションも「面倒な側面がある」と覚悟しておけば、人間関係で予想外の事態になってもきれいに割り切れて、気持ちに区切りがつく。


 モヤモヤやイライラといったストレスの原因は人間関係であることが多い。また、思い通りにならないことによるストレスも多い。そんなイライラ、モヤモヤを仏教の知恵を使って発散しようというのが元結不動密蔵院住職・名取芳彦さんの著書『上手に発散する練習』(青春出版社刊)だ。


 人付き合いにおいて、「面倒な側面を持っている」ことを自覚する他にも、イライラを解消する方法がある。


 それは、どこまでその人と付き合うか、という付き合いの「深さ」と「広さ」を決めておくことだ。孤立はしないほうがいいが、孤独な時間を持つことは自分を顧みるという意味で大事なこと。仲間をつくること、仲間でいることに夢中になっていると、嫌われまいとして同調することばかりに気を取られ、心も体も疲れてしまう。


 なので、食事をするならこの人まで、遊びに行くならこの人まで、と決めてみる。こちらが仲間の中に線を引いて付き合っていても、向こうはこちらのことを1日に10分も考えてはいない。相手に冷たいと思われても、それでいいと覚悟する。それが自立しているということなのだ。


 人間関係のイライラを他人にぶつけてしまった経験のある人もいるだろう。そういうときの対処法は、誰かステキな人をイメージして、その人の真似をするといい。「あの人ならこんなとき、どう考えて、どうするだろう、どう言うだろう」と考えてみるのだ。


 人の活動は体でやること、口で言うこと、心でおもうことの3つで構成され、これを仏教では「身口意」という。活動すべてをステキな人のそれとシンクロさせれば、自分自身もステキな人になれる。


 心を軽くして、穏やかな日常を過ごすためにも、仏教の考え方を身につけてみてはどうだろう。面倒な人間関係を自分自身の力で解消できるようになるはずだ。(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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