ユーチューバーの「よりひと」が、「令和の美少女カリスマ中学生」とのキャッチフレーズのインフルエンサー「さくら」の“いじめ疑惑”をYouTube動画で取り上げ、物議を醸している件が、波紋を広げ続けている。

 騒動の発端は、よりひとのリスナーからの“情報提供”だ。さくらと同じ中学校に通う複数の女子生徒から、「さくらがいじめを行っている場面を見た」「さくらにいじめられていた」といった情報提供があり、実際によりひとの動画に登場して電話で証言している。その際、よりひとに対しては生徒証を提示し、実名で告発している。

 このいじめ疑惑配信を受けて、さくらの所属事務所VAZはよりひとに対し、動画を削除しなければ法的措置を取る旨の警告を行った。3月18日、よりひとはVAZとさくらに対して謝罪する動画を上げ、「今後さくらのことを動画で扱わない」と語り、騒動は落ち着くかに見えた。

 だが、よりひとは翌19日に「新たな証言者が出た」として、再びさくらのいじめ疑惑を追及し始めた。その証言者は、さくらが中学校で、ほかに3人を引き連れていじめを行っていたのは間違いないと証言。さらに、先にいじめを証言していた女子生徒が、さくらの両親から脅迫まがいの脅しを受け、無理やり謝罪させられたと明かした。

 そして20日、VAZはよりひとに対して訴訟を提起すると発表。よりひとは侮辱・名誉棄損を行っているとして、さくらのいじめ疑惑を否定。「悪質な誹謗中傷・脅迫」だと非難した。

 だが、よりひとはその後もたて続けに動画を配信。ほかにもさくらのいじめを裏付ける証拠や証言があるとして、事実であると確信している様子を見せる。

「よりひとが最初にさくらのいじめ疑惑を取り上げて以降、SNS上には『さくらが過去にいじめを行っていたのを見た』『自分もいじめられた』『“さくらグループ”に入れられて一緒にいじめをさせられた』といった声が続出しています。地元の中学校の関係者とみられる人物からの投稿が多いことから、さくらがいじめを行っていたことを強く印象付ける格好になっています。今のところ、さくらを擁護する見解が皆無なので、さくらにとっては旗色が悪い状況です」(芸能記者)

 Twitter上でも、さくらと同じ中学というユーザーたちから、「人の物を盗む」「物を壊す」「悪口ばかり言っている」といった告発が続出。さらに、さくらの母親についても、「気に入らない担任を追放した」「さくらがダンスを習っていた際、センターで踊る子の悪口を言いふらしていた」といった暴露話が出ており、母子そろって周囲から不評の声が上がっている。

 実際、よりひとの動画内で、かつてVAZでさくらのマネージャーをしていたという人物が、さくらの母親から直接、「さくらが担任の先生にいじめをして辞めさせた」という話を聞いたと明かしている。

 続けて22日、よりひとは最初に動画でさくらのいじめを証言した2人の女子生徒が、さくら側から脅されている旨を公表。2人によると、さくらはいじめをしていたことを認めて謝罪、2人もよりひとに情報提供してネット上を騒がせたことを謝罪し、当人同士は和解したという。だが、さくらの母親が他のユーチューバーを使って2人を脅したり、ネット上に個人情報を晒すなどして騒ぎを大きくしていると、よりひとは指摘。

 当人たちが和解したとしつつも、VAZとよりひとは全面対決の構図となり、周囲も騒動に参戦。さくらは自身のSNSで、事務所と弁護士に対応を一任したとして今後、自身は騒動への言及はしない模様。動画へのコメント欄は閉鎖し、評価も付けられないようにしている。

 中学生にして圧倒的な知名度を持つさくら。今回は悪い意味でその影響力の大きさを知らしめる格好となった。いじめ疑惑を証言した2人の生徒やさくらは、今月で中学を卒業し、4月からはそれぞれに別の道へ進むが、まだ心機一転とはいかない様相を呈している。

(文=編集部)

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