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木下隆之「クルマ激辛定食」

BMW新型「M3」、驚愕のパワーエンジン…競技レベルの速さ+日常性、乗り心地も快適

文=木下隆之/レーシングドライバー
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 運転支援技術も進化した。条件付きながらハンズフリーも許容するし、ウインカー操作だけでの車線変更もこなす。M3は硬派なスポーツセダンであり、これまではステアリングを握る者だけに喜びを提供していたが、より多くの快適性を手に入れた。

 エンジン特性は柔軟になり、乗り心地も整えられた。そして運転支援技術も備わる。ちなみに、東京都内から箱根を往復する約500kmの試乗での計測では、12.0km/lの燃費であった。世界屈指のスポーツセダンとしては驚くべき経済性である。

 それでいて、この新型M3の正式名称は「M3コンペティション」である。これまでのMシリーズにラインナップしている「コンペティションシリーズ」は、標準の「M」に比べてパワーを引き上げたり、足回りを強化したモデルのみに与えられていた称号である。それが新型からは、標準のM3はなくなり、すべてM3コンペティションとなったのだ。つまり、M3そのものが競技を視野に入れたマシンであることを意味する。それでいて日常性が備わったのだから恐ろしい。

(文=木下隆之/レーシングドライバー)

●木下隆之
プロレーシングドライバー、レーシングチームプリンシパル、クリエイティブディレクター、文筆業、自動車評論家、日本カーオブザイヤー選考委員、日本ボートオブザイヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員 「木下隆之のクルマ三昧」「木下隆之の試乗スケッチ」(いずれも産経新聞社)、「木下隆之のクルマ・スキ・トモニ」(TOYOTA GAZOO RACING)、「木下隆之のR’s百景」「木下隆之のハビタブルゾーン」(いずれも交通タイムス社)、「木下隆之の人生いつでもREDZONE」(ネコ・パブリッシング)など連載を多数抱える。

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